(おもむろにスケッチブックに文字を書き出す)
『あ、こ、こんにちは。ここは学校の屋上みたいですね…教室は凄く賑やかですし、ここなら少し落ち着けるかなと思いまして…。
まだ昼休みですし、街の景色を眺めながらゆっくり時間を過ごしながら交流出来たらいいなって思ってます。』
>北条殿
わらわはあんまり和服とかは着ないのう。
ほれ、この銀髪じゃとどうにも和服と合わない。
染めれば良い、と思うかも知れぬが、めんどくさいでのう。ツインテールにしておる。
>浅山殿
それは無理も無いじゃろう。『声が出せない』と言う事は真っ先に『耳が聞こえないかも知れない』と思う。
だから、わらわも最初は手話で自己紹介をしたが、耳が聞こえるとなればわらわは普通に会話をする。
その方が楽しいからのう(ここで一度笑顔になるが)。もっとも、そなたの声が聞けないと言うのは少し残念じゃが、仕方があらぬ。