(おもむろにスケッチブックに文字を書き出す)
『あ、こ、こんにちは。ここは学校の屋上みたいですね…教室は凄く賑やかですし、ここなら少し落ち着けるかなと思いまして…。
まだ昼休みですし、街の景色を眺めながらゆっくり時間を過ごしながら交流出来たらいいなって思ってます。』
>らっかみ伝説
仮に、その「らっかみ」が実在して、本当に落ちてきたとなっても、わらわの自由課題は変わらぬよ。
もし、わらわがその「らっかみ」を実際に体験した場合、その研究のテーマがガラリと変わる。
今は、「その当時の人間の思考や価値観がどうであるか」を議題にしておるが、もし「らっかみ」の伝説が「実在」だとするならば、わらわは「では、昔の『らっかみ』は何故落ちてきて、どんな願い事を島民に伝えたか」。
それが、研究のテーマに変わるぞよ。…まぁ、それを受け取ってくれるかは学校次第じゃよ。
学校関係者も「らっかみ」に遭遇しておらぬと、わらわの自由課題も受け取ってくれぬやも知れぬ。
ともあれ、夏休みまではまだまだ長い。まだ入学すらしておらぬからのう。
だから、のんびりのんびりと調べていくつもりじゃよ。どんな結果になろうとも(そう言って笑うのであった)