(おもむろにスケッチブックに文字を書き出す)
『あ、こ、こんにちは。ここは学校の屋上みたいですね…教室は凄く賑やかですし、ここなら少し落ち着けるかなと思いまして…。
まだ昼休みですし、街の景色を眺めながらゆっくり時間を過ごしながら交流出来たらいいなって思ってます。』
>らっかみが落ちてくる
…いやぁ、本当に落ちてきたら怖いぞよ。それが何であれ。
もし、この伝承が事実であるならばそのおちてきた「らっかみ」に島の者が願い事を叶えてやらねばならぬ。
そうでなければ、世界は混沌に包まれる。
…あくまで、伝承通りならばのう。
あぁ、資料か。まぁ、図書館やここの図書室、後は寝子島神社などから得た情報を纏めた物じゃ。
と、言っても余り変わらぬ。結果は殆ど「伝承通り」じゃよ。
具体的にどんな事が起こったかは、何処にも記述が見当たらぬぞよ。(そう言いながら資料を鞍手に渡そうとして)