(おもむろにスケッチブックに文字を書き出す)
『あ、こ、こんにちは。ここは学校の屋上みたいですね…教室は凄く賑やかですし、ここなら少し落ち着けるかなと思いまして…。
まだ昼休みですし、街の景色を眺めながらゆっくり時間を過ごしながら交流出来たらいいなって思ってます。』
>シルヴィア殿
慣れたら慣れたでそれこそ恐ろしいぞよ…。
兎に角、校内で道路標識なぞ危ない物を振り回すでない。
何処で調達したか解らぬが、何処からか引っこ抜いたとなると、器物損壊じゃぞよ。
>皇殿
確かにだるい。わらわも授業を投げ出したくなるぞよ…(そう言って僅かに笑いながら)
いや、わらわは寮生ではあらぬな…ここも再開発で大きく変わったのう。
わらわが子供の頃は「辺鄙な島」と思っていたが、今は本土から1kmと非常に近いからか、リゾート地としてある程度、知名度が高まったからのう。
人の流入が激しくて、大分変わったと思うぞよ。
…あぁ、前置きが長くなったが、わらわは旧市街地に暮らしておる。そこから通学じゃな。