(おもむろにスケッチブックに文字を書き出す)
『あ、こ、こんにちは。ここは学校の屋上みたいですね…教室は凄く賑やかですし、ここなら少し落ち着けるかなと思いまして…。
まだ昼休みですし、街の景色を眺めながらゆっくり時間を過ごしながら交流出来たらいいなって思ってます。』
(桜弥さんにくるっと向きあい)
わあお!!我らの魔力に呼び寄せられし
魔法少年候補生様が現れたのだよ!!
この島の風が心地よいのは我らの力の源となる
マナがふんだんに含まれているからなのだよ!!
胸いっぱいに吸い込んで、元気溌剌はーとふる!!なのだよ!!
さあ、貴方様々もご一緒に
我らと正義への道を歩むのだよ!!
臆する事などないのだよ!!
心に闇を飼っている?
それがなんだというのだよ!!
この世に存在せし人類はみな、心に闇を飼っている!!
自身の闇にも気づかずに他者を糾弾せし者の
悪意のこもった弾丸はみな
恋々ちゃんが弾き返してくれようなのだよ!!
恥じることなどなにもないのだよ!!
貴女様々の溢れ満ちるその力!!
叫び響かせ世界の果てまで!!
(珠喪さんに駆け寄り
頬を両手で挟んで顔をあげさせようとする)