(おもむろにスケッチブックに文字を書き出す)
『あ、こ、こんにちは。ここは学校の屋上みたいですね…教室は凄く賑やかですし、ここなら少し落ち着けるかなと思いまして…。
まだ昼休みですし、街の景色を眺めながらゆっくり時間を過ごしながら交流出来たらいいなって思ってます。』
『クローデルさんと頼木さん、ですね』
『私は2組の浅山小淋と申します』
『こちらこそ、宜しくお願いしますね』
(スケッチブックにそう書いた後に、静かに頭を下げる)
『晴れた青空や夕暮れの茜空、静かな雨空も、どれも素敵な表情ですよね』
『屋上はそういう空が一番よく見えるので、頻繁に足を運んでしまいます』
『勿論、この島の景色が見えるのもその一つですけれど』