(おもむろにスケッチブックに文字を書き出す)
『あ、こ、こんにちは。ここは学校の屋上みたいですね…教室は凄く賑やかですし、ここなら少し落ち着けるかなと思いまして…。
まだ昼休みですし、街の景色を眺めながらゆっくり時間を過ごしながら交流出来たらいいなって思ってます。』
>鞍手殿
鞍手殿…わらわはもう驚かぬ。もう、そなたの定位置になってしまっておるからのう…そこは。
あぁ、そうそうそなたから借りた小説…と、言ってもわらわが一夜で写したコピーじゃが、役に立ったぞよ。
落神伝説をよく知らない者がいてのう…それで回し読みしたぞよ(そう言いながら鞍手に近づいて)
…後、三つほど言いたい事があるぞよ。一つは「屋上共同体」の名前じゃな。あそこに目安箱を置いたから、暇な時にでも書いて欲しいぞよ。もう一つ、この小説の著者はそなたの親かえ?それとも親戚かえ?最後、そなたは確か五組じゃったのう…入学式で講堂でも屋上でも何処にいたか解らぬが…何か変わった事は無かったかえ?いっぺんに質問してすまぬが…。
>浅山殿
うむ、それに学校側に対してもある理念を一つだけ加えておく。「屋上を利用した非行を防ぐ」じゃな。これも「共同体の理念」に入れておる。
屋上を使うのは何も「普通」の生徒だけであらぬ。よからぬ考え…まぁ、背伸びしてタバコ吸ったり入手しやすいシンナーなどの摂取。後はいじめじゃな。それらを防ぐ為に設立する、と言うのも学校側に提出しようと思っておる。
まぁ、半分は理念通り、半分は建前じゃな。こう言う物が無いと堅い先生は承認しない恐れがあるからのう。(と、そんな事情も言うのであった)
>シャルロット殿
うむ、何かあれば協力をしようぞ。
…まぁ、わらわは「屋上共同体」の為に大体は屋上におる。
ここなれば、色々と情報交換が出来そうじゃ。
そなたもわらわも行き詰まったらお互いにサポートしあおうぞ(そう言ってウインク一つ入れる)
>カリン殿
わらわも充実した学校生活を送りたいのう。
カリン殿は何か計画でもあるかえ?この学校で生活する上で。