(おもむろにスケッチブックに文字を書き出す)
『あ、こ、こんにちは。ここは学校の屋上みたいですね…教室は凄く賑やかですし、ここなら少し落ち着けるかなと思いまして…。
まだ昼休みですし、街の景色を眺めながらゆっくり時間を過ごしながら交流出来たらいいなって思ってます。』
>杏子殿
まぁ、確かに仕方が無いとも言えるのう。こればっかりは
基本的にわらわは屋上か猫鳴館に行く。あぁ、猫鳴館に住んでる訳ではあらぬ。遊びに行くのじゃよ。
学校から近いし、知人もいるでのう。実家は旧市街地の参通商店街にある。
変わった名か。字も変わっておる。「真珠の珠に喪服の喪」。まぁ、喪の字は母上から貰った物じゃ。親子の結びつきを強くしたいとの願いじゃよ。字の不吉さを吹き飛ばすぐらいに。
ただ、その結びつきは強すぎたがのう(そう言ってわずかに笑って)
まぁ、五組の誰かに事情を聞くしかないじゃろう。あてとしては薄いが
あの揺れで少しだけ五組が騒がしくなった訳じゃし。
何かあったかも知れぬよ。何かは解らぬが。
>悠殿
そなたは休憩終わりかのう?では、またのう(そう言って悠を見送る)