(おもむろにスケッチブックに文字を書き出す)
『あ、こ、こんにちは。ここは学校の屋上みたいですね…教室は凄く賑やかですし、ここなら少し落ち着けるかなと思いまして…。
まだ昼休みですし、街の景色を眺めながらゆっくり時間を過ごしながら交流出来たらいいなって思ってます。』
>杏子殿
む、そなたも三組か…わらわも三組じゃ。ちょっと席が遠かったみたいじゃのう。顔をあわせてないのは。
流石に一組100人以上じゃ。同じ組でも顔をあわせていない事もあるじゃとて…。
わらわは姓は斉田、名は珠喪じゃ。
まぁ、校長の話はある程度予測はできたが、半分キレかけた。我慢はしたがのう。
トラブル…と、言うか原因不明の揺れかのう。
地震速報なしニュース速報なし九夜山異常なし。
ただ、その揺れの後に講堂の五組周辺が騒がしかった、と言った所じゃよ。