(おもむろにスケッチブックに文字を書き出す)
『あ、こ、こんにちは。ここは学校の屋上みたいですね…教室は凄く賑やかですし、ここなら少し落ち着けるかなと思いまして…。
まだ昼休みですし、街の景色を眺めながらゆっくり時間を過ごしながら交流出来たらいいなって思ってます。』
それとはまた違うと思うがなァ……。(苦笑いを浮かべつつ)
……、しょうがねえなあ。私がまだ牛乳に口つけてなかった事に感謝しろよ?
(と、蓋の開いていない牛乳を渡して)
ん、トレーニングってもロクなこたあしてないがな。
少なくともこの程度の筋肉が付く程度には鍛えてるだけだ。
(ムシャリ、とジャムパンにかぶりつきつつ)
……や、女子にモテたと思ったこともないがなァ。
取り巻きはそれなりにそれなりだと思うけれど、性別まで意識してはなかったな。
……優雅さねえ……私はそんなもの微塵も追い求めてないが。
むしろそれだったら漢字で『孔雀』ってしてもらいたかったくらいだな……。
(と、空を見上げて遠い目で)
灯路、私はいい名だと思うけれどもな。闇を明るく照らすって感じが出てると思うぞ?
主にロクでもない連中にモテてたな。この時代に、靴箱の中に、
果たし状を入れてきたりとか。
(ココアシガレットを歯で噛み砕きつつ、ニッと笑って)