場所:星ヶ丘のどこかにある本拠地
時刻:放課後(1話と同じ日とは限らない)
状況:店が定休日なのか、美食クラブ員以外に人の気配はない。
コンクリ打ちの壁に高級感のあるソファ、テーブルやカウンターが配置されている。
クラブ活動中の食材、飲み物はセルフサービス。台所も片付けをきちんとするなら自由にして良いらしい。
(急に瞳を細め、物思いにふける。数秒後に顔を上げ)
…!
(バン、とテーブルにあったコップを叩き付ける、が割れた音は響かない。
代わりに壁際にあるカーテンの「スキ間」からコトンとグラスが落ちた)
どジャ~ぁぁァァアン…♪ なるほど…これが「ろっこん」。
>ALL
皆さん、ご覧の通り今のは種も仕掛けも「文字通り」ありません。
あの喋る猫が言っていた神からの贈り物…「ろっこん」なのでしょう。
美食には勿論勤しみますが、その前に好奇心を満たすといたしましょう。ククク。
私以外でこのような能力に目覚めた者は? 早急に名乗り出なさい。
>メガネッ子
伊達です。格好いいからかけているだけです、キャハハ!!
皆さんも眼鏡は積極的にかけていきなさい。白い手袋もねぇ!
>緑野さん&御子神さん
フフ、6番(ゼックス)毬藻仔! あなた迷っていますねぇ!?
良いでしょう。迷える会員に道を示すのも私の務め。
あなたは我々のクラブの「癒し」担当でーす! キャハハハ! あ、天使とかでもいいですよ?
18番(アハツェーン)彼岸も保留はかまいませんが、
まごまごしていると私が勝手に名簿に記載しますよぉ? 訂正は自由ですがね!