場所:星ヶ丘のどこかにある本拠地
時刻:放課後(1話と同じ日とは限らない)
状況:店が定休日なのか、美食クラブ員以外に人の気配はない。
コンクリ打ちの壁に高級感のあるソファ、テーブルやカウンターが配置されている。
クラブ活動中の食材、飲み物はセルフサービス。台所も片付けをきちんとするなら自由にして良いらしい。
……。
(面倒事とそれとは別の何か、そして『バイト』に惹きつけられ俺は此処に来た。
見た所、所謂クラブという奴らしい。壁は無骨だが、それ故に高級に見える調度品が惹き立る。
ここで働くのか…少々腰が引けるが、そうも言ってられない。チャンスは最大限に生かすべきだ)
……役職?(そういう取り決めらしい。バイトが最大の目的で来ているのだ。決まっている)
…『雇人』…
番号……(熟考)…『7』…俺の名だ。(十干の7番目。庚)