(説明)
放課後、北校舎2階にある生物室。
その片隅で、生物部員が雑談やら活動やらをしています。
メンバー不足で一時期廃部していた生物部ですが、本年度生徒の希望を受けて復活しました。
一応、飼育小屋や飼育室といった施設の使用の許可ももらっているようです。
化学室には劣るけど、ある程度の実験器具とか薬品はきちんとあります。
それらは自由につかって良いようです。
でも、校則を破ったりして、生物室での活動を禁止されないようにして下さいね?
-------
入部していなくても、利用することは可能です。
イベント(部活など)は、新しくトピックを立ててご自由にお開きください。
確定ロールなど、マナー等を心の片隅においてご利用下さい。
そーそー、ボランティアっていうのは神野さんの言うとおりですよー
なくならないように、後虫に食われないように保管してればいつでも出来ますねー。
まー、この後ある程度は直しちゃいまーす。
おー、確かに先輩たちのデータを使わない手はないですねー。
昔と変わってる部分もあるでしょーし、対比ができそーです。
結構膨大で大変そーですが、私は虫の位なら頭に叩き込んどかないとー。
あ、データがまとまってると、確かにわかりやすいですねー
どーせ発表するんですしー、データベース化しちゃいましょー!
(橘さんに)
あ、こんにちわー! よろしくおねがいしまーす!
一応念の為にもう一度ー、屋敷野梢と言いまーす。
お手伝いですかー、そーですねー、これも神野さんのいうとーりです!
あ、お菓子も賛成でーす! ちょっと一息ついてから、作業に取り掛かるとしましょー。
(生八橋をつまみつつ)
あ、名簿はこれですねー。どーぞどーぞ!
(書棚から古いノートを数冊取り出す。「生物部活動日誌」と書かれている)
修復不可能なものは新しく作るほかないわね。
過去の標本の採集日時や場所は、ここから探せると思うわ。
0からのスタートよりは効率的じゃないかしら。
>桜井くん
屋敷野さんが言ったボランティアは、標本の修復作業のことね。
これは細心の注意が必要だけど、いつでもできるわ。
新しい虫を取るのには、こちらのノートからデータを探すのも必要ね。
これもボランティア募集だわ。
>橘さん
はじめまして、神野美野梨です。
修復作業かデータ探しを手伝っていただけると助かるわ。
(テーブルの上の生八つ橋、生チョコ、生クリーム大福を見やって)
でも、まずはお菓子をいただくのもいいんじゃないかしら?
入部届を書いてもらう時間もあったほうがいいし。
失礼します。新しく入部した橘千歳ですが。
(室内を見渡して)
えっと…何か手伝えることでもありますか?
・・・いや、結構(深刻そう・・・。という言葉は飲み込んだ)
(逆巻に片手を上げて挨拶)
よ!見学しに、いや勧誘されてきました(笑)
なんか大変だったみてぇだな~
!うわっ ちまい、・・・可愛い(逆巻のジャージから覗いてる2匹をみながら)
ハリネズミんなとこ入れて大丈夫か?痛くねぇ?(もっと見たそうにしてる)
おー・・・(屋敷野が壊れた標本から虫かごにいれるのをみつつ、空いてる椅子に座りみてる)
ん?ボランティアってどんなことすんだ?
内容によっちゃやりたいんだが・・・(わかる?と新野にも声をかけ)
あ、先に名簿とか書いたほうがいいか?
うん。結構よく会ってるよなー(屋敷のにきかれ逆巻に話かけ)
外でも学校でも
打ち合わせたわけじゃねーけど行き先でばったりって感じの縁だ(笑)
それで・・・フォローとか本当っお世話になっております(申し訳なさそうに苦笑)
いえいえー、取り込み中というほどではー。(と言いつつ、少し深刻そうな表情)
(逆巻君のジャージから出てきた二匹をみて安堵の表情に)
・・・元気そうですねー。よかったですー。
全くー、標本なんか食べたらお腹壊すかもしれないんだから、食べちゃダメですよー?
本格的にやると、薬品入れてやっちゃう人も多いんですからー。
私は面倒くさいからやりませんけどー、先輩も私と同じタイプみたいで良かったですねー
(神野さんの方を向いて)
神野さんは悪くないですよー、標本を出しっぱなしにしてた私の方が悪いですー。
まー、野生動物じゃなくてペットがやったことは飼い主の責任でもありますからねー。
今回は私の不注意もありますしー、謝らないでくださーい。
じゃー、痛み分けとしましょー
痛・み・分・け、ですよ?
後で、みんなで直らなさそうな子達を埋めにいってあげましょー。
えっと、この子とこの子と、この子は無理そーですねー。(丁寧に虫カゴにしまいながら)
あとの子は、逆巻君にもじっくり手伝ってもらいながら直しましょー。ボランティア募集中でーす!
あ、桜井君ごめんなさーい! もう用事は終わりましたー
あ、そーでしたー、桜井君が逆巻君のハリーちゃんとネズ君を見たい見たいそーですよー
こちらは逆巻君で・・って、お二人はお知り合いですかー?
噛み跡はもう・・僕も、諦めてるけど。
えーっと、だね
(渋々ネズミ達が食べようとちょっかい出していたことを打ち明ける)
(話し終わる頃には、ジャージのポケットに隠れていた二匹がおずおずと顔を出した)
この子達は僕の方で叱っておいたから、今後は大丈夫、と思う。
管理できてなかったのは僕の責任だから・・ごめんなさい。
神野も気にしないで。
・・それで、壊れて治らない虫はどうしたらいい?
・・?
(あれ、人が増えてる?)
(二人の話の途中で入ってきて)
・・・どうしたの?
これは一体・・・
(壊れた標本を見つめる)
残念ね・・・
私も、屋敷野さんを連れ出してしてしまったから責任があるわね。
ここか・・・?(生物室の扉を開けて)
失礼しまーす。へー・・・ほー・・・標本なんてあるのか(きょろきょろと周りを見渡し)
お?逆巻だ
・・・・・・・・何か取り込み中か・・・?(二人の様子をみて察し)
え、ええっ? も、もしかしてっ!(少し取り乱したようにやや乱暴に取り上げる)
あ・・先輩たちの標本、でしたか。
(ホッとした感じでぼそっと)そうだよね、あの標本は私の部屋だし・・・
(その後壊れた標本を手にとって見ながら、暫く無言のまま)
ふー。直そうとした感じはありますがー、直し方がダメですねー。
まー、直し方は後でしっかりと叩きこむとしてー、直せない子もいますよねー。
パーツが足りないと直せませんしー、こうも細かいとさすがに厳しいです。
・・特に、この辺りの、齧ったような跡とかは直せませんからねー。
・・さて、話を伺いましょーか
ペットの子達は、姿は見えないけど元気ですか?
(背中側からの声にギクリ。
ネズミがやったとわかったら駆除されるかも、と反射的に二匹のネズミを服にしまい込んだ)
や、屋敷野。早かったね・・
これは、その。。。
・・・ごめん、僕が、壊しちゃって
(壊れた標本をみせる。治そうと努力したあとはあるが、あまり効果はなかった感じ)
(書き忘れてたけどさっきろっこん使いました!)
ふー、便利な世の中になったものですねー(?)
たしか逆巻君、先に戻ってるっていってましたよねー
どこでしょー。あー、いましたー
・・・あやしーです。
逆巻くーん、そんなところでなにしてるんですかー?
あれ、それって虫の標本ですかー?
(歩いて近づいていきながら)
(入り口あっちですからねー、ここから近道しちゃいましょー、えいっ!)
(こっそりと生物室の窓から侵入後、すぐ解除)
ただいまー。(小屋から戻ってきた)
そういえば、ネズミたちどうしたかな?
隅っこで寝てるといいんだけど・・うん?
(変な音がすると思って近づく。物陰で、歴代の先輩たちが作った虫の標本にネズミ二匹がちょっかいだしてる。※ネズミは雑食、ハリネズミは食虫動物)
・・!!わ、わ!何してるんだ!
(慌てて取り上げたるが、エリア・種類別にある標本の九夜山エリアなどの標本が二つ、メチャクチャに。)
どうしよう、屋敷野達になんて言えば・・。
これとか、戻らないかな・・あっ(ばきっ)
あー、それですねー
はーい、飼育小屋ですねー
じゃあ私も行きますー
(摘んだ生八橋を食べ終わってからついていく)
これかしら?
(道具箱を見つけ出して持ち)
一緒に来てもらえると助かるわ・・・。飼育小屋の前です。
(先に立って歩き出す)
(生八橋を頬張りつつ)
神野さん、随分と慌ててますねー。どーしましたかー?
やっぱりひこにゃんですねー。信彦って名前だから、私が勝手にそう呼んでるだけですがー。
まー、彼ならきっと大丈夫ですよー。また今度呼んでおきまーす。
あ、鳥の治療ですかー。落ちてましたー?
脳震盪してるならそっと保護してあげないとですし、血が出てるなら止血して傷口を塞いであげたほうがいいかもですねー。
どこかに治療道具がまとまった箱ありましたよねー。確か脱脂綿とか液体絆創膏とか入ってたので、軽いけがの応急処置ならできると思いますー。消毒用の70%エタノールもありますしー。
(もう一枚、生八橋をつまんでから立ち上がる)
さてー、私も見に行ってみましょーか。
えっとー、治療道具箱どこでしたっけー。たしかそのへんにー。
(部室に急いで入ってくる)
おかえりなさい・・・
ええ、そのお土産は・・・ひこにゃん?
ああ、そうです、金髪の人だったわ。
屋敷野さんに会えなくて残念がっていました。
あの、ケガをした鳥がいるのですけど、治療道具をお借りしますね。
(生物室に戻ってきて)
ふー、戻りましたー
思ったより時間がかかりましたねー
(八十八旗さんの残したおみやげを発見して)
あ、生八橋に生チョコ! と、大福でしょーか。あ、生クリーム大福ですかー
もしかして、ひこにゃんきたのでしょーか
あ、ひこにゃんっていうのは彦根とか関係ないひこにゃんですよー
金髪のチャランポランそうな人ですー
それはそーと、いただきまーす!
たぶん次くる時には、人のキノコも食べ物なキノコ待ってると思うよ。
またいらっしゃーい(手を軽く降る)
・・そうだ、ここ生物部なんだから、食べ物を育ててもいいんだよね。
そうですか・・・
ではまたいらしてください。
屋敷野さんにもお伝えしておきます。