黒い絵の具で塗りつぶしたかのような空には、数え切れないほどの星々がきらめいている。
そこにぽっかりと浮かぶ月は、静かに揺れる暗い海を、優しく照らす――そんな、とある夜の砂浜。
※雑談トピックです。ご自由にお話しください。
※時間帯は夜~夜明けあたりまで?
夜行性なのかな。月光浴とは酔狂だね。だから色が白いのか……
育ちざかりの若者が不規則な生活をするのは感心しない。睡眠はたっぷりとらねば日常の妨げとなる
……まあ、こんな素敵な夜までうるさく言うのはよそう。老人の繰り言は流してくれたまえ
確かに、眠ってしまうには惜しい夜だ。月の魔法にかかってしまったのかな
僕は星ヶ丘に住んでいる。その前はヴェネツィアにいた。潮の香りを嗅ぐとあの街を思い出す……
若い頃とは見え方が違う、か。ふむ、興味深いね。
貴方はお若く見えるが……ひょっとして僕とそう変わらない年代なのかな
ならば人生を変える出会いと身を引き裂く別離の体験を重ねてきただろう。
誰かと一緒に見るのと独りで見る海の色は違う。海とは心を映し出す無限大のキャンバスだ
この海もあの街へ、ヴェネツィアへ繋がってる。そう思うと感慨深い……寄せては返す波音に心を連れ去られそうだ