シナリオタイトル:
秋の夜、満天の星の下で
担当ゲームマスター(敬称略):
詩帆ミチル
シナリオタイプ:
ブロンズシナリオ
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シナリオID :889
シナリオ名 :秋の夜、満天の星の下で
キャラクター名:斑鳩 遙
投稿日時 :2015年04月16日 03時14分19秒
◆アドリブ度
S
◆プレイヤーの目的・意図
秋ノ宮こまちさんとの関係を深めたい
欲望と理性の間で葛藤する心情を描いて欲しい
◆キャラクターの目的・理由
こまち君を星見に誘った
……自分の気持ちを見直したいんだ
◆キャラクターの行動・手段
GA 音函
こまち君と寝子島イリュージョンランドへ
防寒具は準備した
毛布 望遠鏡 魔法瓶に珈琲
どこへ行きたい?希望の場所へ案内するよ
コーヒーカップに並んで座り 一つ一つ指さし星座の位置と名前を教える
俺達は共犯者
彼女は亡き母親の、俺は親友の死の謎を追っている
たまに会って情報交換するだけの関係
ならば何故だろう、胸が騒ぐのは
時折全てを暴き立てたい衝動に駆られるのは
今日彼女を誘ったのは、この未処理な感情を整理したかったから
天体観測は口実だ
魔法瓶の珈琲を二人分注いで体を温める
他人の体温をこんなに近くに感じるのは久しぶりだ
彼女が微睡んでいるのをいい事に、そっと唇を盗む
…感じたのは一かけらの疾しさと静かな興奮
そして絶望に限りなく近い欲望
俺が心惹かれたものはいずれいなくなる
誰かのように
時任のように
どうせ手に入らないなら最初から欲しがらなければいい
簡単な事だ
諦めるのは慣れてるだろう
俺が憧れるものは全て手の届かない遙か彼方にあるんだから
手遅れだ 今更
こまち君が起きたら何食わぬ顔で演技
唇を奪っても彼女への感情の正体はよくわからない
…唯一つ確かなのは、星より彼女の顔を見ている時間の方が遙かに長かったという事だ