寝子高校普通科2年1組、花風 冴来です。
今度ある演劇フェスティバルで
(http://rakkami.com/info/detail/267)
人魚姫をアレンジした劇をやってみたいと考えているの。
アレンジの詳細は決まっていないのだけれど
原作の人魚姫は悲劇的な終わり方だから
出来ることならハッピーエンドに。
少なくとも人魚姫が泡となって消えずに済むように
改変したいと考えているわ。
役者や詳しい改変内容は皆で決めていけたらいいなって。
参加して下さる方、いらっしゃいましたら
どうぞ宜しくお願いします。
じゃ、飛吹さんのお言葉に甘えさせて頂いて、僭越ながら俺が王子役で…。
◆参加型に関する一つの提案(あるいは姫がいかにして声を取り戻し愛を得るのかの提案)
観客に何かの役を演じさせようとしても難しいから、何かのアクションを求める方が良さそうだな。
北原の「拍手」、花風の「声援」の他に、「アドバイス」というパターンもあるな。
それで全部ミックスして以下を考えてみたよ。
【提案】
「最後の試練」で、王子は人魚姫にどうしても会いたいと思う。
助けてくれたから好きになるのではなく、人魚姫の人柄に心が惹かれた王子。
だがその時人魚姫は姿を消していたからだ。
姫の姉や兄たちは、別の贈り物との交換で声を返してもらう約束を魔女と取り付る。
(花風の提案を拝借したよ。)
魔女は、「交換に応じるには、姫と王子の愛を証明しろ」と条件を付ける。
魔法で隠した姫を王子が探し出せたら契約を変えてやろうと。
姉兄達の説得が、愛を信じても良いかもしれないという迷いと希望を灯したのかもしれない。
一旦結んだ魔法契約を変える事は禁忌だが、それを変更しても良いと…。
そして王子に届く「姫を預かった」という魔法の手紙(か、伝言人)。
王子は、自分が実は彼女を好きであったと気付く。
しかし、彼には姫の居場所が分からない。
そこで(精霊とか妖精とか動物達という設定の)観客の出番だ。
姫はどっちだ姫はどこにいるかを観客に教えてもらう。
観客の声に誘導されて姫に近づき、
観客の拍手と声援で姫を隠していた森の木々(大道具)と霧(ドライアイススモーク)は晴れる。
そして二人は会い、気持ちを確かめ合う。
試練は終わり、姫に声が戻る。
その時奇跡が起きて、姫に足の力が生まれ大団円。と言う展開はどうだろう。
足の力は姫が完全な人間になったことを意味する。
木々を掻き分けたときについた王子の傷を姫が癒そうと傷口に口付けをしたとき、
血の接触によって姫に変化がおきるわけだ。
ジブリの国民的アニメ映画で、ぽにょがソウスケの血を舐めて人間への道を開いた仕組み、だな。
口と口でのキスは一寸マズイけど、指先へのキスなら覆った姫の手で実際には触れなくて良いし、
絵的にも積極的にロマンチックかなと(照
姉や兄と魔女の交渉シーンも見せ場になる。
姫も歩けるようになる。
観客参加型にもできる。
ハッピーエンドにはそれなりの試練がほしいしな。
意見で改善していけばと思う。
素案として、提案させてもらうよ。