シナリオタイトル:寝子島の四季彩展・秋
担当ゲームマスター(敬称略):
墨谷幽
シナリオタイプ:
ブロンズシナリオ
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シナリオID :707
シナリオ名 :寝子島の四季彩展・秋
キャラクター名 :木原 一颯
投稿日時 :2014年11月03日 22時03分20秒
◆アドリブ度
S
◆プレイヤーの目的・意図
滔々と薀蓄を語って博識を披露したい
品行方正な老紳士として描いて欲しい(他PCとの交流希望です
◆キャラクターの目的・理由
面白い展示をしていると聞いて美術館に見学にきた
気晴らしになればいいが……
◆キャラクターの行動・手段
GA 【面影】
「紅葉狩り」か
情念迸る大胆な筆致の中に見え隠れする瑞々しく繊細な感性
さすが大家の最高傑作と呼ばれるだけある
この絵のモデルは画家の青年時の恋人でね
売れない画家だった氏をよく支えていた
しかし親の意向で政略結婚が決まり遠方に嫁ぐ事に
別れ際、画家は彼女の肖像画を贈った
それこそが氏の生涯最高傑作……
今我々が観賞しているのはその精巧な複製、氏の生涯二番目の最高傑作なのさ
お嬢さんはこまちというのか
可憐な名だ
君も芸術の道を志すのかね
実は僕も職人上がりでね…
夢を見るのは若者の特権だ
その夢を現実にできるか否かは努力と才能次第だが、まずは行動せねば何事も始まらない
ああ、その目
夢を追いかけるひたむきな眼差し
亡き弟によく似た面影
僕が既に失ってしまった情熱が若者達の中で息衝いているのを確信し羨望と憧憬に胸が疼く
この話には続きがあってね
彼女の娘は母の形見の肖像画に触発され現在画家をめざしているようだ
ところで先刻、モデルに生き写しの女性とすれ違ったのだが…
彼女は果たして夢を叶えたのか?
それは誰にもわからない
そう、神にさえも
運命は時に残酷な罠を仕組む
願わくばこまち君が優しい悪魔に魅入られ道を誤らぬように…