場所:シーサイドタウンのとあるレストランの個室
時刻:休日の昼飯時
状況:Leidenschaft結成から数日後。影寝子島という訓練場所も確保したメンバーは今後の事や、世間話などの為に再びこのレストランに集まった。今日はレストランのオーナーが気を利かせて貸切にしてくれたようだ
「もれいびが集まって訓練をしているらしい」という噂を聞きつけた者や、後から例のカードを持って店を訪れる者もいる。そういった者はオーナーが快く店に入れてくれる。
その力を『どう使うのか』、か…確かに、その通りね。
折角ろっこんに目覚めたのだから、出来る限りの事はしたいと思ってる。
あぁ、いえ…私、自分のろっこんがどんなものか、何となくは分かっているの。
発動条件も、何となく。
ただ……条件が、複雑というか面倒で。
それで、まだ発動した事がなくて。
(店員がシャーベットを目の前に置くと)
……頂きます。(小さな声で、ぽつりと)
…ろっこんの訓練と情報の共有、判ったわ。
何かあれば、私も報告する。