場所:シーサイドタウンのとあるレストランの個室
時刻:休日の昼飯時
状況:Leidenschaft結成から数日後。影寝子島という訓練場所も確保したメンバーは今後の事や、世間話などの為に再びこのレストランに集まった。今日はレストランのオーナーが気を利かせて貸切にしてくれたようだ
「もれいびが集まって訓練をしているらしい」という噂を聞きつけた者や、後から例のカードを持って店を訪れる者もいる。そういった者はオーナーが快く店に入れてくれる。
役に立てるか立てないかの問題じゃねぇさ…その力を『どう使うのか』だ。
…ま、ざっくばらんに行こうぜ。各々、テメェの目的の為にやれる事はやっとこうや。
(席に付いた日暮に視線を移し報告を聞き、頷く)
ああ、前にも似たような連中がいたぜ。
最近見ねぇがな…つーか、考える事ぁ何処も一緒だな。さて…どうしたもんか。
とりあえず次にそいつらが動くようなら俺も行く。
…帝王の邪魔んなりそうだし……そいつらの目的次第で潰す。俺個人の意志でな。
(そして、新たなメンバーに再び視線)
例の如く……『神魂』『もれいび』『ろっこん』にはこうしたキナくせぇ話も付き物だ。
自分達の『普通』は自分で守る。そのつもりでいてくれ…その力を鍛える為の『組織』だ。
…そういえば碧川みたいに、まだ自分がどういうろっこんなのか分からねぇ場合はどうしたもんかな。
何か、能力が分かる切欠でもありゃいいんだがな……。
…そういや…俺の場合、いつの間にか発動方法を理解していた。はじめから知っていたみてぇに…。
(個人差があるのだろうか…と一つ唸る。フムン)