家の中へ入るとそこはとても暗く、壁に掛かっているランプの灯りに照らされて物が見える。
ふと横を見ると台の上にいくつかのランプが置いてあり、照らされた壁には持ち出し自由と赤い文字で書かれている。
ランプを手に取り辺りを照らすと、通路が入り組んでいて迷路のようになっていることが分かる。
先へ進むと台や壁に、物とパネルが一緒に展示されていて、どういう経緯で預かっているかが書かれている。
その傍らに必ずと言って良いほど鈴が置いてあり、用事のある時は鳴らしてくださいとPOPが貼られている。
※何が置いてあるか、どんな文字が書かれているか、どんな事が起きるか、自由にRPして下さって構いません。
モノコに用事のある場合、鈴を鳴らすと何処からか現れます。
(何時迄もこうしている訳にはいかないと思いながらも
離れ難くて、諦め難くて。
今度は、傍に置かれた鈴へと迷いながらも手を伸ばし。
意を決して、鈴を鳴らす。)
(不安げに辺りを小さく見回しながら
手にしたランプの灯りを頼りに
暗い通路を恐る恐る進んでいく。
ふと視界の先に、台に置かれた白い小型ハープをみつけ
躊躇いながらも近づいて。
それに触れようと手を伸ばしかけ。
諦めるかのように指を握り込み、その手を降ろし。
だが、その場から立ち去ることも出来ず。
切なげに目を潤ませて、ハープをじっと見つめ続ける。)