所謂、フツウの中学校の図書室
ただし、ここの図書室の特色として、
・要望を出して認められれば本を寄付したり、本のお取り寄せをしてもらえます
・司書の先生の趣味なのか、ティーンズ向け雑誌や名作漫画、ライトノベルなどのコーナーも置いています
・「受験コーナー」という受験用問題集が多数置かれています
ここで落ち着いて勉強したり、ゆっくりリラックスして本を読んでいきましょう
*原則「飲食禁止」「迷惑行為禁止」「本を汚したら弁償」です
>風見さん
どうも、僕は背は低いかもしれませんが二年、二年一組の神助天佑といいます。
これからよろしく。
時代錯誤……そうなのですか?
僕としては今時の伊達男になろうとした結果なのですが。
……しかし、この外套には内側に48の秘密道具が隠してあるのです。
『ぽっけと』を縫い付けるのに随分時間がかかりましたが。
(ゴソゴソと外套の内側を漁り両手を広げるとそこにはレシートや小さくなった消しゴム、お菓子の包み紙が!)
……
(秘密にしておきたい道具を黙って外套の中に戻した)
>矢矧先輩
(何やら感じ入っているようなので満足げに頷き)
ですが、まだまだ。僕はこれからも精進しなければならないのです。
そのためにも来月刊行される頭突き編を入手しなければ……
(しょんぼりしているのに少しうろたえ)
別に抱きつかれるのが嫌というわけではないのです。
ですが、やはり人目を憚らずに家族以外の異性に抱き着くのは少し、は……破廉恥ではないでしょうか。
本人が相手を異性として扱かっていないとしても周囲がそう見るとは限らないわけでして。
兄弟姉妹が居るというのは少し羨ましいです。僕は一人っ子ですので。
先輩みたいな姉が居たら……え、いえ、別になんでもないです……(帽子のつばを下げて顔を隠し)
>キリエさん
確かに矢矧先輩は僕よりし、シシし、身長は上ですが、ふくよかという感じには見えませんよ?
(?マークを出して首を傾げている)
>大和先輩
どこに何が潜んでいるか分かりません。
もしかしたら既にこちらの存在に気付いて組織の刺客が迫っているのやも。
(そう言いながらおもむろに机の下を覗き込み)
(悲しそうな顔を見て『うぅ』と唸り)
先輩もそういうのは家族や恋人などにしてあげてください。
僕はそうやって接触されるのは慣れてないんですから……