（あぁ、そういえば彼女も大学生だったな…と思いながらも二人の会話を眺めつつ）

いや、構わないさ。まだ自分も経験浅いけど参考になってくれたら幸いだ
彼女の言うとおり、ある程度の調査が必要な場合は向こうの事務所も助力してくれてる
法的手段が取れるのは心強いからね

（真矢さんの発言にふぅと少し一息ついて）
…勿論だ。同意せざるを得ない
どちらにせよ幸い、今のところそんな手荒な調査を取らざるを得ない事件とも立ち会ってないから問題ないよ
君を敵に回すのはこちらとしても御免被る

ふむ、水羊羹か…この時期には丁度いいね
お茶もあるし、今日はこれで涼が取れそうだよ

（菰野さんのお話に聞き入りながらメモをとって）
足を踏み入れると、危険な事もある、と....
貴重なお話を、どうもありがとうございました。


（菰野さんと本人のお話から四方堂さんが学生だと知り）

まあ、同じ大学の方でしたか....失礼しました。
弁護士助手でしたら法学部ですね？ 私は社会学部の１年です。
はい、○○教授の課題です。では四方堂さんとはご一緒しているかも、しれないですね。
教室ではいつも前の方で一人で聴講しています、お見かけする事があればよろしくお願いしますね。

証拠の裏付けや調査が必要な場合、四方堂さんの法律事務所が担当する事もある、と。
業務提携もしていらっしゃるんですね。 そちらのお話も少しレポートに
書かせていただいてよろしいでしょうか？ もちろんお話できる限りで構いません。

（メモをとりながらお二人のお話を聞きながら、包みの箱を見て）


お羊羹ですね、良いんですか？ 　私、甘い物は大好きです。
（メモを書くのを止め、思わず手を合わせて微笑み）

お茶にお羊羹まで、恐縮です。客でもないのにお仕事のお邪魔でしたね....どうぞそのまま。

…古苗木さん、ね
四方堂真矢…菰野さんの言う通り、パラリーガル…弁護士助手をしている者よ
もし木天蓼大学なら同じ大学生同士という事でそちらでも姿を見る機会もありそうだし…
レポートとなると法学か社会学部あたり…○○教授の講義の課題辺りかしらね…
（記憶から心当たりのある授業を思い起こしつつ）


そちらの探偵さんの依頼において法的な問題が発生した際の相談や、逆に此方の法律事務所で証拠の裏付けや調査が必要な際、お互いの事務所を紹介したり、必要に応じて依頼を請け負っている…と言った感じかしら。
…勿論、法律家業務の常として法に反する行動は此方としては言語道断だから、そちらの探偵さんにはそのような調査は遠慮願いたいし、勿論そのような事は無いと信じた上での業務提携なのだけれど…
そうよね菰野さん？
（先程の遣り取りに言及する形で、さらりと同意を探偵さんに促してみる）


と、冗談それくらいにして…
ただ調査報告だけというのも味気ないと思って、事務所の皆ででもと思って水羊羹を持ってきたから、良かったらどうぞ
（包み紙に入った箱を差し出しつつ）

まぁ依頼人の頼みで介入していいならこっちもそれなりに足を踏み入れるさ
幸い情報提供の伝手はあるからね
出来る限りの事はするつもりだよ
…踏み入れすぎると身の危険性も増す場合があるけど（さらっと）

（四方堂さんに挨拶する様子を見て）
あー…スタッフではないんだ、彼女
事務所の依頼の提携先でね。彼女の法律事務所からの依頼も時折受けているんだ

そう....なのですね。
探偵さんは刑事事件を調査し解決が可能だとしても、現実には難しい、と。
参考になります。 権限が無いので調査も慎重にしているのですね。
（菰野さんの話した内容をノートにまとめてスラスラと書き）


おや、スタッフの方でしょうか？
（四方堂さんに会釈され、こちらもペコリと頭を下げながら）
はじめまして、私古苗木と申します。
大学での課題を書くために菰野さんにお話をお伺いしていました。
併せて普段の事務所のお仕事のご様子も拝見させてもらっています。

特に依頼があるわけではありませんので、どうぞお構いなく.....
（にこりと微笑んで）

（事務所に入ってきた真矢さんに視線を向け）
あぁ、御機嫌よう
処理の方もご苦労様。そっちが持ってきた一件もこちらで無事に済ませられそうだ
暑い中わざわざ足を運んでくれてこちらも有難いよ
（同じように冷やした麦茶を用意する）

（美姫さんの方を一瞬見た後に）
…社会勉強の一環として来たそうでね
本人は仕事の邪魔はしないと言ってるから、別に問題ないと思うよ

と、御機嫌よう。
先日そちらに紹介された一件、此方の方で無事処理出来たから報告に……って、来客中？


（言いつつ、美姫さんにぺこり、と会釈をしつつ）
…いつもの来客とは趣が違うようだけれど…お邪魔なようだったら出直した方がいいのかしら。

とりあえずはそうなるかな。
捜索対象が人ならなにぶん色々と聞きこまないといけないし、依頼人の関係者にあたるなんてこともしばしば…かな
ペットは外見や首輪の形とか、そういった少ない情報で見つけ出さないといけないから手間がかかるよ
（少し溜息）

ふむ…（質問を聞いた後に、少し考え込むように目を瞑り）
僕もこの事務所を開いてそこまで大きな事件には関わってないけど…
別に調査をする分には問題はないんだが、小説ほど危険な目にあったりすることはそうそうない
刑事事件に関わるとなれば、依頼人の了解を得ない事には警察にも届けられないし
かといってこっちで好き勝手調査すると、逆にこちらが訴えかねられない
解決することはできるけど、調査や権限にも限度がある
だからそこに至るまでが難しいな…そこまでする頃には、もしかしたら警察も動いているだろうからさ

お茶までいただいて恐縮です。どうもありがとうございます。
そしてよろしくお願いします、菰野さん。
（冷たい麦茶を受け取りながらにこりと微笑み）

捜索関係、なのですね。人探しとなれば人伝てに聞いて回れるとは思いますが
言葉が喋られないペットをお探しするとなると大変そうですね。

人探しと言えば探偵の菰野さんに質問がひとつあります。
たとえば探していた人が何らかの犯罪、刑事事件に関係するとわかっている場合
探偵業だけでそれを追って解決することも可能なのでしょうか？
フィクションの探偵小説をよく読んでいるので、その点が気になっていました。

おや、いらっしゃい
大学の学生が来るとは珍しい…と思ったが、そうでもないか。
とりあえずお茶でも出すよ。仕事の邪魔はしないとはいえ、お客さんだからね
（そう言って冷たい麦茶を用意する）

と、そういえばまだ名乗ってなかったね。
僕がここの事務所を受け持つ探偵の菰野椛だ。改めて宜しく、古苗木さん
…イヤホンについては気にしないでくれ。これがないと全く人の声が聴こえないんでね

とりあえず仕事について、か…
まあ依頼人が持ち込む依頼にもよるが…最近じゃもっぱら捜索関係だな
依頼人の話を証拠に、その人物やペットを探しに行く…そんなところだよ

あの、お忙しい所をすみません。
私、木天蓼大学社会学部の古苗木です。

課題で民事事件と刑事事件の線引きについてレポートを書いていまして、
探偵さんのお仕事がどういう役割なのかを知りたく思い、お伺いいたしました。

もしよろしければお仕事のことを少しお話ししてはいただけないでしょうか？
お仕事の合間にいくつかお聞きしてノートをとるだけで、決してお邪魔はしませんので。

…しかし、夏休みも中盤頃になって暑さも増してきたね
今頃お盆休みで実家に帰ってる人も多いんだろうな
なかなかこうも暑いと外に出るのもためらいがちになる

…さて、書類をまとめて片付けておくとするか
（パソコンを開き、カタカタと手を進める）

（譲さんの声に）
ご丁寧にどうも。僕は菰野椛、探偵をやってる者だ
戦場カメラマン、か。こうして実際にその手の職業の人に出会うのは初めてだな
事務所はまぁわけあって、ね。一人で暮らすには若干広すぎて持て余してる部分も多いけれど
こちらこそ宜しく頼むよ

（祐さんに対し）
君はもうすっかり馴染み気味だな…
体調が悪かろうがよかろうが君は来るんだろうしね
来る分にはいいけど、自分の仕事くらいは終えてからにしなよ

その辺りはまた追々考えればいいだろう
互いに余裕があるとも限らないしね

…糖分を取らないと頭が回らないんだよ
かといっていつも甘いものばかりとってるわけじゃないけどな
…どれだけ君は周りに怠惰に思われてるんだよ…（サボり云々言われるの聴いて）

おー、寝子高生さんは夏休みかー！
いいねぇうらやましいねぇ♪
夏の長期休暇は貴重だし、目一杯楽しむといいぜっ

真矢さん、こんにちは！
あっもしかして、いやもしかしなくてもお仕事かな
おつかれさまです（びしっと敬礼）
一寸ここらで休憩いかが？
（クーラボックスを取り出して、アイスを差し出し）

連絡せずとも……あはは、そうかもしれないな
１人の時の風邪ってもんは辛いからなー
なんかあったら飛んでくぜ　なくても行くけど！

旅は道連れ世は情け、一人と言わず一緒にどうだろ？
日程やらなんやら合わせなきゃだけどなあ

椛さんは甘いモノ好きだなー（にっこり笑ってうんうん頷く）
いいよいいよー、俺はいつでもOKだし

念のため言っておくけどサボリじゃないぜ？
サボリという名の心の休憩だよ！
譲さんは近所か、いつでも挨拶し放題だな！
知り合いの輪が広がって俺楽しい！

おお？なんか集まってる感じ？…集会中？
（声かけてくれた面々を見つつ）えっと、諸星譲っていいます！
戦場カメラマンやってたんだけど、訳あって今は帰国中って感じ。
旧市街住みなんでご近所付き合いできたらいいかなーって！
良かったら仲良くして下さい。よろしく！

って祐さん！何してるの？（また仕事サボってるのかな…と心の中で察し）
真矢さんも！こんにちはー。
（椛の方に向き直り）あっ、どうも！君がここの探偵さん…？
若いのに事務所持ってるなんて凄いなー！
そうそう祐さんとは知り合いなんだよね。いやぁここで知り合いに会うとはなぁ。意外な繋がりを知ったよ。

…相変わらずどうしてこうも人が集まりやすいのやら
一時間前の静けさが嘘のようだね

（祐さんの言葉に）
僕だって人間だし病気とは無縁とは言えないからね
…連絡しずとも君の場合ここに来そうなんだが…今の事もあるし（汗）

流石に事務所内にずっと居てもやることなんて限られるからね…
ある程度余裕が出来たら日帰りの一人旅なんてのも悪くないな

そうだな、甘いものでも奢ってもらえるなら足を運んでみるとするよ
その前に、まずは依頼を片付けてその余裕を確保しないとね…（溜息）

（入ってきた譲さんを見て）
…なんだかまた元気な人がやってきたね。とりあえずいらっしゃい
ん…君達知り合いなのかい？（祐さんの反応を見て尋ねてみる）

君がそこまでの人物かどうかは知ったことじゃないけれど…とりあえず依頼人じゃない事は確かなのはわかったよ
夏休み中の学生がわざわざここに足を運ぶとは物好きもいるものだね…

（入ってくる真矢さんの姿を見て）
本当に。というか割と自然に中に入ってる奴が多い気もしなくもないが
わざわざ仕事で足を運んできてくれるのは君くらいだよ…暑い中ご苦労様
割と重要な案件であればまた後でもいいんだが…ちなみに今回はどんな仕事かな？

…相変わらずなんというか、賑やかな事務所ね。

事務所の仕事の件で来たのだけれど…出直してきた方がよさそうかしら…？

やっほう！お邪魔しますなのだよ！！
要求せずとも椅子と飲み物を
ご用意して頂けるとは
なんとも贅沢なお嬢様待遇なのだよ！！
これも恋々ちゃんが美少女であるからこそ成せる技…！！
(勝手な事を言いながら椅子に座り麦茶をすする

いかにもかくにも。
恋々ちゃんは眠り子達の学び舎に属しているのだよ。
現在は夏休みと言う名の
長期自由学習の真っ最中なのだよ。

おややん、新たな来訪者様々がご登場されたのだよ！！
いらっしゃいませー！！

椛さんが風邪ひいてるところあんま想像つかねーけどなあ……
もしひいたらすぐに呼ぶんだぞっ！

いやー冷房ってのはどうしてこう人をダメにするんでしょうねぇ
おっ？ドライブか、いいね！海岸線を走りたくなる季節ではあるよな
そんでもって温泉行ってまったりしたいわー

星ヶ丘に来るんなら歓迎するぜ！
なにか奢ろう……いや、奢るなら旧市街かシーサイドタウンがいいかな

あっゴメン、つい癖で出迎えちまったぜ
こんにちは、寝子高生さんかね？

おー！どうも譲さん、いらっしゃい！
一緒に涼もうぜー

んー？近所に探偵事務所なんて前にあったっけ？
最近出来たのかな？それだったらご近所さんとして、ぜぜひぜひ挨拶しておかないと！

（勢い良く扉を開け）こんにちはー！おっじゃましまーっす！