Once upon a timeの店の中。
いつも閉められている扉が開かれ、淡い灯りは外に漏れ出している。
※夜のトピックです。大体時間は21:00~25:00頃。
店主が店の整理をしているだけですが、ご来店はお気軽にどうぞ。
いえ、お手を煩わせて申し訳ありません。
有難う御座いました。
(奥から茶器と蜂蜜の小瓶、菓子のトレイを持ち綺麗になったテーブルに並べる)
今宵はリンデンのハーブティーに致しました。
ナイト・ティーとまでとは行きませんが良ければ蜂蜜も一緒に。
---ああ、そこの子達は装丁が丁寧でつい手元に置いてしまうんですよねぇ。
今では布張りや革表紙の本も珍しくなってしまいましたから。
(紅茶を注ぎ、シグレさんの持つ本を目に留める。小さな箱を膝に乗せ自身も椅子に腰かける)
追いかけっこが延々と続くから世界も回ってると思えばそれも致し方ないな(冗談めかして肩を竦め
ああ、突然の訪問だったからな。
これ位は厭わんさ。
(テーブル周りを片付けてから椅子に腰掛、脚を組んで近くにあった本を手に取り開いて視線を落とす)
犬とは、無粋な方もいらっしゃるものですね。
いっそ月を喰らうような狼にはなれなかったんでしょうか。
ああ、為れないから犬のままで居るんですかねぇ(独り言のように)
それは嬉しい事をを言って下さいますね。
っと、テーブルが散らかっていて申し訳ありません。
片して座って下さいますか?
(灯りを落としながら店の奥まで進み、
リンデンのハーブティーと小さな蜂蜜の瓶を見て少し逡巡しながら)
月に追われるのは慣れている。
しかし犬に追いかけられるのはいただけない。
(ちらりと外へ視線を遣ってから店の奥へと歩を進め)
折角の夜をせわしなく終わらせるのも悔しいからな、せめて茶の一杯と他愛ない話でも楽しみたいという心算さ。
(ふわりと風が動いたのを感じ顔を上げ、手は作業を続けながら声の方を軽く向き)
おや、怪盗さん今晩は。
そうですねぇ。
あんまりにも綺麗な夜ですから、夜が人の形をしてやって来たのかと思いましたよ。
(店の灯りを一段下げ、外のへ漏れる明かりを抑えながら)
ふふ、今宵は月にでも追われて来てしまったのですか?
(PL:連投失礼します。
内容を書き間違えたので、お手数ですがひとつ前の弥逢遊琳の書き込みは無かったものとして扱って下さい。
大変申し訳ありません…!)
(上手く寝つけなかった夜。行こうと決めた場所には、どうしても行けなかった夜。辿り着いた先は)
…此処、確か前は開いてなかった様な。
(夜だけ開ける店なんだろうか、もしくは何か店の整理でもしているのかと実家を思い出しつつ考えたものの、先程使えなかった勇気を使って扉を開けようとする。消えてはくれなかった躊躇いの為に一応ノックを2回して)
……御免下さいまし。
(緊張のあまり故郷の訛りを口にしつつ扉の奥の光に自分を暴かせるように扉を開けた)
全くしつこいな。
今日はただ散歩してただけだと言うのに。
(怪盗衣装に身を包み、何かに追われて夜の町を駆け。
どこかに身を潜めようと考えていると見覚えのある店から淡い灯かりが漏れているのを見つけて、滑り込む)
御機嫌よう、店主殿。
こんな時間まで仕事熱心なことだな。
今晩は月が綺麗な良い夜だぜ?
さて、掃除等は伸幸くんに任せていますが
倉庫の品物などはそのままですし。
(両手に抱えられる程度の箱を持ち)
今日はこの箱の整理だけやってしまいますか。
(椅子に腰かけ、箱の中身を広げ)