ほのかに日の当たるベンチに、たくさんの猫。
今日も猫たちは一休みしに来た人々に、おやつを求めて群がっているようだ。
※雑談トピです。もれなく猫がひっついてきます。
あはは。
まあ、無視されるよりいいと
好意的に捉えるしかないわね。
(苦笑
本当?
少し分けてもらえるかしら。
って…、どうやってしまっていたの?
異次元ポケット…?
そうよねー…。
増え過ぎて困るから駆除する、だとか。
猫達からしたらいい迷惑だわ。
増え過ぎているのは人間の方だというのに。
(黒猫を抱き上げ頬を寄せ
私は花風 冴来よ。
寝子高の二年だから、お察しの通り私の方が先輩ね。
まぁ、ちょっとは懐いてくれてるのかもっす。
あの猫たち、顔を舐めることもあるんで……。痛いっすけど。
それも「餌くれー」のサインだったなら諦めるしかないっすけど(苦笑)
あ、餌なら持ってますよ
(といいつつズボンのポケットをまさぐり)
するめでよければ……。(明らかにポケットに入りきらないであろうスルメの入った袋を取り出す)
そうっすね……黒猫が不幸うんぬんなんて、勝手に人間が思ってるだけっすからね。
人間のが猫に害を与えてるような気がしないでもないですし……ね……。(黒猫たちをながめつつ)
っと、自己紹介してなかった。俺は津上 灯路っす。寝子高一年なんで、たぶん後輩っす。
どういたしまして。
(微笑んで
餌目当てでも好かれているんだからいい…
こともないわね、うん。
餌目当ては少し寂しいわ。
(じゃれつきにきた黒猫の頭を撫で
よしよし。残念だけど私は貴方達にあげられるような
食べ物は持っていないわよ。
黒猫をみると不幸がおきる、なんていう噂もあるけれど
そんなことはないわよね。
だって、こんなにも可愛らしいんだもの。
「「んにゃーーーぅ!!」」
(灯路に群がっていた大量の猫がコッペパンへ向かっていく)
ゼェ…ゼェ……た、助かった……あ、ありがとうございました……
(ふらふらと立ち上がり深々とお辞儀)
愛……だったら嬉しいんすけどね(苦笑し)
餌ねだりに来られてるだけかもっすよ?
(と、2匹の黒猫が花風さんにじゃれつきに来た)
って、言ってる間にまた来たっすね……(頭掻き)
…そうよね。
大丈夫じゃないわよね。
愛されすぎるというのも考えものだわ。
ふふ。今助けてあげる。
(くすくすと笑いながら
ベンチに置かれたコッペパンを手に取り)
ほら、貴方たち。
そのままじゃ貴方たちの
大好きな子が潰れてしまうわよ。
(コッペパンをそっと放る)
だ、大丈夫じゃ「んにゃー」ねぇ……助けて「にゃん!」くれ……
(少し離れたベンチに置いてある、バッグの横のコッペパンを必死に指差し)
あのコッペパンをこっち「にゃーぅ」に投げれば猫は「んにゃー」パンに……
そろそろ……猫で溺れそうだ……!
(猫に群がられている様子を見て
あー、えっと…。
大丈夫?
貴方、猫に好かれているのね…。
「にゃ~」「に~」「にゃ~う」
ほ、ホアアアアアア!!(空き地で猫の大群に群がられ押しつぶされそうになっている)