庭園の隅に鎮座するアンティークな硝子の鳥籠めいた温室
老朽化し今は使われておらず、所々破れて鉄格子が透けた硝子の円天蓋からは透明な陽射しが降り注ぎ、室内には極彩色の熱帯植物がはびこっている……
この温室には奇妙な噂がつきまとう
何処かにアルラウネ(マンドラゴラ)が植わっているとか、その根を煎じて媚薬を作れば恋が叶うとか…
●雑談トピです。
アルラウネをさがすのも熱帯の植物相を観察するのも自由にどうぞ。椰子の木やバナナ、蘇鉄やハイビスカスも咲いてます。睡蓮を浮かべた池もあり、時折水面下に魚影が過ぎります
なかなか雰囲気が良さげな場所だな、気に入ったぜ。
(偶然ふらりと立ち寄った館を一人闊歩し、人気ない温室を見つけ足を入れ)
確かここは聞いた事ねぇ植物があって薬作ればなんたらって効果があるんだったか。
自分には必要ねぇが(近くにあった熱帯植物に触れ呟き)
…まぁいい。ここなら誰もいねぇな。
(演奏しても迷惑が掛からない場所と判断して、
ケースからヴァイオリンを取り出して表板を一撫でし柔和な表情浮かべ。
チューニングを終えてから構えて狂騒的な演奏始め)