大抵が寝静まっただろう時間。しかしこの店は開いていた。
※ちょっとだけ黒い虚さんがいます。 裏っぽい人やダークな設定の方ら推奨。
※それ以外は普通の交流トピックです。
あら、うふふ、うふふふ……なんだか面白くなってきたじゃない?
いらっしゃいませ、【Hollow Ataraxia】へ。
歓迎するわ。
心を縛る方法、ね。ちょっと違うアプローチで、万人に効くかわからないけれど。
私の経験則を教えてあげる……。
人は誰しも不完全、常に足りない何かを求めているわ。
それは富への渇望だったり、それは名声に対する焦がれだったり……。
足りない何かへの衝動は、案外根強くて無視できないものよ。
だから、それを与えてくれる存在は決して無視することができない♪
(こつ、こつ、と店内をゆっくりと歩んで、ジニーさんのところまで歩み寄り)
例えば貴方……意識しているかわからないけれど、きっと愛に餓えている。
歪んだ愛ではない、真っ当な異性からの愛情を、ね。
(ずいっと顔を寄せて、彼の顔を覗き見るようにして)
(ハイライトのない瞳に、ジニーさんの顔が映っている)
(一度だけ彼に対してにぃ、っと笑みを浮かべた後に冴来ちゃんのほうを向き)
だからね、冴来ちゃん♪
ももちゃんが一番求めているものを与えてくれる唯一の存在になればいいの。
そうすれば決して貴方の傍から離れない。それも、自らの意思で♪