この教室は滅多に使われてないようです。
諜報部同士の情報交換等…話すことでもあれば、この教室を使いましょう。
もちろん、出席義務も集合する必要もありませんが、ね。
話す内容に関しては制限はありませんが、最低限のマナーは守りましょう。
お互いのために。
『なるほどね…確かにあった方が便利だわ。【レッド・フェザー】』(ゆっくりとパイプ椅子へと座りながら)
『私もなるべく早めにここで活動しやすい様にはしたいわ…こっちの話ね』(そう言いながらこちらのノートパソコンとモバイルルーターを取り出して)
『「沈黙 諜報部としての所属は隠す」「自覚 我らは正義ではない」「真理 事実が指し示すものが真理である」…ここの掟ね』
『私自身、表での活動があるから本名も素顔も隠してあるわ。保険としてね』
『表の私と裏の私は無関係…二重人格って訳じゃないけど裏も表もある』
『それは物に光が差した時に出来る影と同じ。光が差し込めばそこに影が出来る。ここでの私は影の私』
『ここが薄暗いのもカーテンにより光が差し込まないだけ…薄らと光が差し込むぐらい。言うなればそんな所でしょ?ここは』
『ごめんなさいね。やっぱりこの状態でも話は長くなるみたい』
『さて、と…自前でルーターを持ってきたのは良いけど…私は何処から手をつければ良いのか…』
『情報を集めるに越した事は無い。…ただ、使い方を誤れば余りにも強大な諸刃の剣…他人だけではなく自分にも大きなダメージを食らう事になる…情報の危険性ね。私自身も取り扱いに注意はするけど…』(そう言いながらノーパソを立ち上げる)