この教室は滅多に使われてないようです。
諜報部同士の情報交換等…話すことでもあれば、この教室を使いましょう。
もちろん、出席義務も集合する必要もありませんが、ね。
話す内容に関しては制限はありませんが、最低限のマナーは守りましょう。
お互いのために。
『人が集まってきたわね…。一応自己紹介。私は【ハクメン】よ。よろしく頼むわ』
『【レッド・フェザー】は本名を言っちゃったけど…私はコードネームの方で呼ばせて貰うわ。私は本名も素性も伏せるつもりだし』
『思う所、ね…確かにそうね。私もそう。「思う所」があってここに来たわ』
『少なくとも、表の私が出来ない様な事を、ね…』
『諜報部なりのやり方…手段は問わない。我らは正義ではない』
『そうね…本人が良いと言うならば詮索するのもありね』
『私の興味対象は…【ヴォールク】ね』(そう言いながらいつもの癖で小指でこめかみを突付きながら)
『さっき【レッド・フェザー】の事を「ジェーバチカ」と言ったわよね?』
『あなたのコードネームもそうだけど…なんで「ロシア語」で「女の子」と言ったのかしら』(一度だけ能面を被った顔を【レッド・フェザー】に向けた後)
『確かに【レッド・フェザー】はロシア帽…ウシャーンカね。それを被ってるけど…口汚く言うならば「ロシア女」や「ロシア野郎」で良いと思うわ』
『何でわざわざ「ロシア語」で言ったのか…少しだけ気になるわね。ロシア語に精通していないと咄嗟に出ない言葉だし』
『…とは言え、私だって危ない橋は渡りたくは無いわ。調べた結果、恐ろしい物を見るかも知れないし…詮索して駄目ならば明確にNOと言って欲しいわね…お互いの為に』(そう言いながら腕を組んで【ヴォールク】を見る)