雨はしとしと、湿気も多い。
町屋の趣をそのままに、静かな店内に女の子が一人。
この時期こそ、茶葉の管理を欠かさない。品定めに自信があるからこそ、その品位を徒に落とすことは許されない。
そう自分に言い聞かせ、視得ない茶葉の声を『知る』のだ。
……誰も知らぬうち、カウンターの花瓶には百合の花が一輪差してあった。
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茶屋『紗之香』のまったり進行な雑談トピック(その4)です。いらっしゃった方は以下のルールを一読ください。
・ロールプレイ推奨です
・話題は何でも、ただし常識の範囲内で
・店内での喧嘩はRPであってもご遠慮ください
・入店ロール・退店ロールお構いなく。同背後のキャラクターで店に入りたい!という方は是非
・店主代理の玲珂は低速気味です、ご注意ください
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いらっしゃいませっ。(戸の開いた音にすぐ反応し、会釈する
昆布茶ですか? はい、ちゃんと置いてますよ。
…ええと、確かここに……あった。(すすす、と指を棚に這わせ、茶筒を取る)
……あ、立ちっぱなしも疲れるでしょし、お席も空いてますからお好きなところへどうぞ。
お茶、量はどれくらいに致しますか?