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月は見ていた
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月はいつものように、気の向くまま下界を眺めていた。
九夜山を少し上った3LDK賃貸のマンションを見て、ゆうべのことを思い出した。
そこは東京在住の東大理科3類一年、
八神 修
の週末用の住まいだった。
(二人の愛の巣、ってわけね)
月は窓からそっと部屋を覗き込む。
少し空いたカーテンから、真剣に読書をしている様子の修の顔が見えた。
(あおいちゃんは隣の部屋にいるのね)
高校の時からいつも一緒にいた
七夜 あおい
は進学先の九州から修の元を訪れ、連泊しているようだ。
(ずいぶん時間がかかって、どうなることかと思ったけど、ようやく)
月は微笑ましく思いながら修を見守る。
昨日二人は、屋外のロックイベントである夏フェスに行った。
その帰り道を、たまたま月は見ていたのだ。
フェスは解放的なイベントで、その高ぶりもあったようだ。
夏夜のぬるい風の中、心も体もまだ熱を帯びたまま二人は語り合った。
修はあおいの可愛いらしさと、短いスカートと襟ぐりの大きなトップスという開放的な夏のいでたちから目が離せなかったようだ。
あおいは頬を赤らめ修を見つめた。
「私、なんだかドキドキしてるわ。それとも……」
と言うと、恥ずかしそうに修から顔をそらした。
(さすがに私も空気を読んで、顔を雲で隠したわ)
月は独り言ちた。
暗闇の中、手を伸ばしたのはあおいが先だった。
修はその手を恋人繋ぎに握り直す。
繋いだ手からは、熱と脈動が伝わりあっていることだろう。
その時あおいが態勢を崩した。
石につまずいたのかもしれない。
「きゃっ!」
「危ない!」
転びそうになったあおいを、修はとっさに支え。
(声が気になって、つい雲から顔を出してしまったわ)
月はどきどきしながら様子を見ていた。
二人は息がかかるほどに近い距離で、見つめ合っていることに気づいた。
「あ……」
あおいは一瞬目を見張り……そしてつとまぶたを閉じる。
それに背中を押されるように、修は、最愛の人を抱きしめ、くちづけた。
(おめでとう)
月はそっと呟き、雲の中に隠れていったのだった。
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あとがき
担当マスター:
天村花海
ファンレターはマスターページから!
ご参加ありがとうございました。
月視点でのリアクション、楽しく書かせていただきました。
童話などでモチーフにされていますが、やはり見守る役が似合うのは太陽よりは月ですね。
それではまたご縁がありましたら、ご参加お待ちしております。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
4人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2025年10月24日
参加申し込みの期限
2025年10月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2025年10月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
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