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木天蓼大学の日常 ~ある一般教養の講義風景~
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【ある日常的な風景】
浮穴 開
は木天蓼大学のキャンパス内にある大学図書館で過ごしていた。
(なんか授業受ける気分やないし、図書館で時間潰してお昼にしよ)
ということで、開は今大学図書館に居るのだが……。
図書館内は二限目という事もあって、人もまばらである。
『……本日の寝子島は快晴、透き通るような青空がとても魅力的な一日になりそうです。さて、そんな寝子島からのメールを紹介します』
ラジオ番組がニュースを流している。
開は、ふと、その音が大きく感じて少しだけボリュームを下げた。
新聞に載っているのはさまざまな日常の情報である。
どの記事も記事を書いた筆者の意思や思想が入っており、新聞社各社によって論調も意見も違う。
(こっちもニュース、あっちもニュースやね。ニュースばっかで騒がしくないんやろか……あ、でも、寝子島は騒がしいけど、ニュースにはならんのやねぇ)
そんなことをぼんやりと思う。
だが、しかしその思考はお腹の鈍い要求によって遮られた。
開は伊達メガネを軽くずらして、位置を修正すると、隣に置いてある袋の中身に思考を飛ばした。
(ひやこいお茶とオカボの煮付けが楽しみやねー)
自分の伯母さんが作ってくれた弁当がお気に入りの開。
まだ、二時限目が始まって少しとは言え、時計を見るたびに毎日の楽しみのお昼の時間は、どんどん近づいてくるのであった……。
【遅刻参入?】
教室棟の中を急ぎながら、
朝倉 陽波
は次の授業の教室を目指していた。
(実習室で課題やってたら、ちょっと授業遅れちゃった)
陽波は芸術学部二年で、主に被服を学んでいる。
今日も、実習室で朝から課題に取り組んでいたのだが、集中しすぎたのか、気がついたのは次の授業開始の予鈴が鳴った時であった。
慌てて荷物をまとめ、飛び出すように実習室からでて、今まさに教室へと到着した。
こっそりと教室に入る。
扉を開ける間、中から淡々とした教授の声が聞こえてくる。
(どこか座れるところは……?)
見たところ、やや騒がしい前、少しざわついている真ん中、私語が普通になされている後ろ、とちょっと妙な空間を見回してから、どこも同じかと思い、入ってすぐの席へと座る。
ちょうど、自分から見て手前側に座っている男性と、奥の女性の間が人一人分開いていたのだ。
手前の男性は、
澪乃 湊弥
。
奥の女性は、
氷華・クルバトフ
。
知り合いである氷華の近くの席に湊弥が座っていた。そんな状況だ。
陽波は、慌てて教科書を取り出そうとするところで……戸惑ったような視線に気づいた。
(え、えーと。こういうときはどうすればいいんだっけ?)
陽波は、まずはその戸惑ったような視線を向けた湊弥を見る。
思わず、少しだけぎこちない笑みを浮かべる両者。
(氷華さんの近くに座っていたら、間に女の子が……)
湊弥も少し驚いている。
(誰だろう……氷華さんは知り合いだろうか? 文学部にはいなかった気もするけど……ん?)
ちらりと、氷華が陽波に向けた視線に対して、湊弥がそんな事を考えているうちに、陽波は湊弥が広げていたノートに何かを書き始める。
(びっくりさせちゃったみたいなので、お兄さんのノートに『すみません』ってシャーペンで書いておこう。……あと猫の絵も描いとこう)
そんな感じで、陽波はすいません、とノートに書いてから、何かを書き足す。
耳が二つあるので、陽波の主張としては猫だろうが、それと判別するには多少前衛的かつ個性的なことに対しての理解が必要そうだ。
(あれ、ノートに何か書かれた。……そして、謝られた。何か変な生き物と一緒に。なんというか、めんこい子だなあ。どこか妹とおんなじところを感じる)
そんな事を思いつつ、湊弥は『お気になさらず』と書く。
ついでに興が乗ったのか、まんじゅうの絵を付け足す。
(……)
(……)
結果、妙な間が出来てしまった。
そんな二人をよそに、氷華は黙々とノートを取っているように見える。
しかし、内心は少しだけこの事象に対して心動くものがあった。
(見知らぬ女性が真ん中へと座ってきた……誰だ?)
湊弥が知っているかもしれないという風に受け取ったその視線は、実は陽波を誰何するものであった。
湊弥と陽波がやりとりをしている間は、陽波の相手をそちらに投げている、というか投げた。
それが終わったのを感じ取って、改めて氷華は陽波を観察してみる。
陽波はそれを感じ取ったのか、改めて氷華のほうを見る。
「……」
「……」
なんとなく、目が合う。
そして、何を思ったのか陽波はウインクをして見せる。
(……何故ウィンクをされたんだ?)
その行為は氷華に軽い混乱をもたらした。
もう一度、ちらりと氷華が陽波を見る。
(お姉さんお綺麗ですね。もひとつおまけにウインクばちこーん)
そんなことを考えながら、陽波はもう一度ウインクをしてみる。
(疑問に思っているとまたウィンクをされた。……よく分からない人だ)
「では、本日の出席をとります。本日のテーマは……」
なんとなく、妙な間が流れたとき、小テストを告げる声が聞こえた。
あわてて三人はそれぞれの準備に入るのであった。
(って、私全然聞いてない! 普段のノートで対応できるかなぁ……?)
陽波がそう考えているうちにも、どんどんテスト用紙が配られていく。
(やはり、小テストを実施してきたか)
陽波とは違い、氷華は突然のテストにも予想していたように対応する。
テスト用紙にテーマを書こうとして考える。
(今まで行われてきた授業を読み返し、まとめて行くか……)
そうして、さらさらと回答をしていく。
(寝子島独特の文化・風習かそういえば、どこかに猫を祭る神社があると聞いたことがあるな……。なんでも、人を幸せにした猫神がいるとかなんとか)
そうして、手早く仕上げていった。
(ふむ。郷土史の話も交えながら、それっぽく書いてみよう)
湊弥は、神谷教授の言葉も交えてテーマを思い浮かべる。
この島には確かにいろいろな話が残っている。
そういったことから、考察するその地域特有の文化は面白いものだ。
そうして、時間は過ぎてやがて、講義の終わりを迎えるのであった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
じんの
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
神話・伝説
定員
20人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年12月21日
参加申し込みの期限
2013年12月28日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年12月28日 11時00分
参加キャラクター一覧
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