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霊界WALKER!
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上へ引っ張られるような浮遊感に
月原 想花
は慌てた。
「え、何」
気づけばそこは、人の世ではない場所。何度か経験があるので分かる。
(霊界だ……)
猫鳴館から道路に出ようと森の中を歩いていたのだが、何を間違ったか迷い込んでしまったらしい。
「ど、どうしよう。いや、待って、これ帰れるかな!?」
当然ながら、誰にも話していないので誰も助けには来ないだろう。
「お、落ち着けっ、落ち着こうっ」
先程から背筋のぞくぞくが止まらない。
想花は小さく、深呼吸。とはいえ、そもそもビビリなので、落ち着けるわけもなく。
「そうだ、こういう時は楽しいことを考え」
「やぁ、少女よ!」
「ひうっ」
陽気に声をかけられ、反射的に振り返る。
そこには、淡い光を帯びながら静かに浮かぶ情報雑誌が一冊。
ぽかんとする。
「ここであったのもきっと縁だ。私に載っているこの特集を一緒に回らないかい?」
「え」
開いたページを覗き込む。
「霊界観光スポットに不思議現象目撃談……特集?」
「ちょ、ちょっとまって。考えさせて」
「まずは、足跡の砂浜だ」
「ヘタレでビビりなんです、ぼくっ」
手足がない雑誌に何故か襟を掴まれ、ズルズルと引きづられていくのだった。
連れて行かれた霊界の海は紫がかっていた。
「う、うわぁ……」
「水辺は魂が集まる場所なのさ」
「それは聞いたことあるけど」
と、その時。人気のない砂浜に、砂を踏み締める音がし始めた。
「ん?」
振り返るが、誰もいない。ここには想花以外いない、のだが。
「気のせい……じゃあないっ」
砂の踏み締める音。それは、砂浜に出現する足跡だった。規則正しい歩調で、近づいてくるそれはまるで透明人間のような。
「あああがががっ」
「シャッターチャンスだね! さぁ、連射か動画で撮影だ」
「う、うん。分かった。に、逃げちゃだめだっ」
ぶるぶると震えながらスマホを取り出したところで、
「いや、逃げるし! Theビビリの僕が心霊撮影とか出来るわけないでしょっ」
想花は全力で拒否して駆け出した。
とりあえず、海が小さくなるくらいまで逃げて来た。
「はぁはぁ……」
足跡は追ってくるわけではないらしい。
「もう、がっつり心霊スポットだったじゃん! ぼくを殺す気!?」
「うーん、初心者向けなんだけどな」
「しょ、初心者て」
「なら、安全な場所で見られる心霊スポットなんかどうだい? テレビで見るような感じだね!」
「え、ああ、それなら」
連れて行かれたのは廃墟の街だった。
「ね、ねぇ、全体的にやばい雰囲気に包まれてない?」
「ささ、こっちだ」
街の一角にあったのはショーウィンドウがある洋服屋。
「覗いて見るんだ」
想花は目を細めて中を見てみる。薄暗い店内にはマネキンがいくつか放棄されているのだが、
「んんっ!」
息が止まるかと思った。マネキン達が一斉に首を曲げてこちらを見てきたのだ。
「心臓に悪いって!」
確かにガラス越しではあるが。その時である。
マネキンが飛んだ。
「うおっ」
慌てて離れると、ショウウィンドウをがっしゃーんという音とともにマネキンが飛び出てきて、こちらをロックオン。
黒い靄を纏いながら飛んでくる。
「うそっ、安全!? 安全か!? ぼく的にアウトだけど!?」
「あー、安全ではなかったかぁ」
「なかったかぁ……じゃないんだよっ」
またもや走って逃げるはめに。
どうやら悪霊が憑いていたらしい。安全な心霊スポットとのことだったが、実際は危険すぎた。
走り回ることが多かったが、なんだかんだで霊界の心霊スポットはガチガチの現象を目の当たりにしてしまった。
「ああ、喉乾いた」
「言うと思った! ほらあそこに出店があるよ。おばけスムージーだ」
「凄い色してそう」
しかし、雑誌の一番の推しなのか、勧めてくるので飲んで見ることにしたのだが。
「潔い色してる……」
紫とか緑色とかではなく、おばけスムージーは真っ黒だったのだ。促されるまま飲んでみると、
「ああ、うん。美味しいけど、何か引っかかるような」
そこで気づいた。
「あ、ぼく、幽体離脱してる……?」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
高城ヒト
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
冒険
神話・伝説
定員
10人
参加キャラクター数
4人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2022年02月11日
参加申し込みの期限
2022年02月18日 11時00分
アクション投稿の期限
2022年02月18日 11時00分
参加キャラクター一覧
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