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\ オーバータイム!/
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期末テストだよ! 中学生の黄昏時 <物語編>
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☆3日目:家庭科
テスト三日目の三年一組。
家庭科の試験中、
羽奈瀬 リン
は妙な調子の悪さを感じていた。
(……昨日クーラーが効きすぎたせいで体調崩したかな)
理数系が得意なリンだが、両親に無理を言ってこの寝子島で暮らさせてもらっているので、成績は落とさないように頑張って勉強している。
(せっかく古文頑張れたのに……)
昨日は冷えすぎた教室に、今日はなぜか人の気配を感じて集中しづらい。
(社会の試験は何とか凌げたけど、今は全然問題に集中できない……)
頭を抱えたその時だった。
「ニャー」
(あれ、猫の鳴き声?)
聞き覚えのある鳴き声にまさか、と窓のほうを見ると。
「ひじき!?」
そこには見間違うはずもない、愛猫のひじきの黒い姿があった。
リンが気づいたのを見てとって、ひじきは嬉しそうに開いた窓の隙間から身を滑らせてくる。
「だめだよ今試験中だからっ、あぁ窓から入ってきちゃった……」
教室の生徒たちの目がこちらに集中する。
「あら、猫ちゃん?」
担任の猫乃川 三毛先生が目を輝かせた。
幸いなことに、猫乃川先生は大の猫好きなのだ。
「猫乃川先生すみません、じっとさせますのでこのまま試験を受けさせてください」
「羽奈瀬くんの猫なの? しょうがないわねえ、先生と遊びましょうか」
「……いえ、先生はお仕事をしてください。足元に置きますから」
差し出した手をひじきにスルーされた先生は残念そうだったが、とにかく教室に置いてもらえることになった。
「お願いだからひじきじっとしててね」
ひじきは、足元に丸まってじっとしていてくれた。
(良かった……あれ? 何だか楽になった気がする)
そういえばさっきまで感じていた人の気配のようなものが消えていた。
霊感が強くないリンは気づかなかったが、さっきまで教室には見えない者たちがいたのだ。
ひじきはそれを感じ取って、子分であるリンの為にひと肌脱いでやろうと思ったようだ。
(もしかしてひじきのおかげかな?)
わからないながら、リンはなんとなくそう思えた。
(……残り時間は短いけど頑張って解けるだけ解こう)
ギリギリ終了前に、問題を解き終えることができた。
(試験終わったら煮干しいっぱいあげなきゃね)
そう思いひじきに目をやると。
キーンコーンカーンコーン。
チャイムと共に伸びをしたひじきは、のんびりと窓から出て行った。
「ああっ、猫ちゃん!」
離れがたそうな猫乃川先生の声が響いた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
1000人
参加キャラクター数
2人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2022年01月28日
参加申し込みの期限
2022年02月04日 11時00分
アクション投稿の期限
2022年02月04日 11時00分
参加キャラクター一覧
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