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もこもこぬくぬく☆クリスマスの動物たち
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●三者三様の楽しみ
小山内 海
はCMで偶然またたび市動物園のイベントを知った。
(イベント……)
詳細を知ろうと画面を注視する。『クリスマスの動物たち』と題して、園内をイルミネーションやツリーで飾りつけている。そのなかで動物たちの冬の様子を見ることができるのだという。
さらにイベント期間中は2人以上で来園すると入場料が半額になるという。このとき海の脳内ではある人物たちが浮かんでいた。
翌日。
学校で
橘 千歳
と
御剣 刀
に昨日見たCMの話を持ち掛ける。
『またたび市のイベント、せっかくだから3人で行ってみない?』
「動物園かぁ。いいわよ」
「俺も行く」
海は2人の返事に笑顔を浮かべた。
集まる日付や時間を決めて現地に集合することになった。約束した日が楽しみで、気づけば当日になっていた。またたび市動物園の入り口に私服姿の3人が集まった。
「動物園かぁ。結構久しぶりだけど、ちょっと楽しみ。」
「こういう機会じゃないと行く事ないからな、俺も楽しみだ。」
『2人は何か見たい動物とかいる? 私は羊とかヤギとか見たいかな』
「私は白クマが人気らしいからちょっと見てみたい気もするけど、どうかしら?」
刀は少し考える。
(俺は虎やライオンを……)
「刀君は、やっぱり虎とかライオンとか好きそうだけど」
「うを!? 当てられた!?」
ずばり当てられて、刀は驚いたし、なんだか照れくさい。
「虎とか格好いいよな! 白熊や羊はモコモコのイメージだ。山羊はのんびりしてるよな~」
「白い羊毛とかふわふわで温かそうよね」
『たしかに』
楽しそうな雰囲気の3人は、まず『ふれあい広場』に向かった。そこにはウサギやハムスターなどがのんびり過ごしている。海と千歳はウサギを抱いたり撫でて交流する。
『ほんとかわいい……かわいい……ふわふわで、あったかくて……ずっとなでなでしてられる』
「ウサギ小さくて可愛いわよねぇ。女の子のイメージよね。うさぎさんって。小さくて可愛い。刀君は?」
「俺はいいよ。見た感じか弱くてそのままやってしまいそうで……」
刀はそう言いつつ、別の感覚も抱いていた。
(それにうさぎよりうさぎを愛でてる2人が可愛いと思うんだよ……うさぎを可愛がるバニー。いいな)
ひとりで小さく頷く刀を見て、うさぎを撫でていた千歳が声をかける。
「刀君のイメージしてるうさぎは、ラビットじゃなくて、バニーな気がするわ。顔にでてるもの」
(うを!? 俺って千歳に思考読まれてる!? いや顔に出さなければ大丈夫、冷静に冷静に)
刀はそんなことは思っていませんよという表情を意識する。千歳は冗談のつもりだったのだが、あながち間違ってない気がしてきた。海はその間もうさぎを幸せそうに撫でている。
うさぎたちとの触れ合いを楽しんだ後は『草食動物・鳥類エリア』へ。草食動物はキリン、ヤギ、羊など。鳥類はフラミンゴやマガモ、コンゴウインクなど。さまざまな動物たちが思い思いに生活している。
(あ、羊もヤギもあそこにいるね。皆かわいいな……)
海は目を輝かせている。
そんな海の様子を、千歳と刀は楽しそうに眺めている。
(刀は草食系……ではないか。どっちかっていうと猛獣エリアの動物の方がそれっぽいかな)
どうやら海のなかで、刀のイメージは猛獣にカテゴライズされているようだ。
『もこもこで触ったら気持ちよさそうだよね』
「そうね。さっき触ったウサギとどっちが柔らかいかしら」
「なんとなく羊のほうが柔らかい気がする」
うさぎと羊でいろいろな意見を出し合った結果、どっちも柔らかいというところに落ち着いた。他愛のないことを話しつつ、猛獣エリアに3人は向かった。
猛獣エリアでは、ライオンや豹などが、広い檻のなかを歩いている。檻にいても力強い雰囲気が伝わってきて、刀のテンションは上がっていた。海と千歳は予想通りといった顔で笑いながら、彼の姿を見ていた。まるで子供に戻ったように猛獣に見入る刀は、どこか微笑ましい。
ひととおり見て回った3人はフードコートに立ち寄った。
『私はサンドイッチかな……あ、2人以上だとここでもサービス受けられるんだ』
「そうみたいだな」
『やっぱりキャンペーン中に3人で来て正解だったね』
「そうね。私もサンドイッチと……あとは、ストレートティーにしようかな」
「俺はハンバーガーとコーラで」
それぞれ注文したものを受け取って、テーブルを囲む。
「あー、コーラがうまい」
刀はハンバーガーを頬張りながら、喉を潤す。いろんば場所を巡って少し疲れていたのかもしれない。
「2人はどう? 疲れてない?」
「少しね。でも大丈夫よ」
『私も大丈夫』
そう言いながら2人は軽食を口に運ぶ。のんびりしながら巡ってきた場所を振り返る。
『ふれあい広場のウサギかわいかった』
「ウサギ可愛かったわね。撫でてみたら柔らかかったし」
「わかる。うさぎ可愛かったよな」
言外にうさぎを可愛がっていた2人を含みつつ、バニーな2人を想像している。もしかしたら千歳は刀の想像に気づいているかもしれない。
『ほかにも羊やヤギもかわいかった』
「羊毛とかふわふわで暖かそうよね。白くて綿菓子っぽいイメージ」
「羊はモコモコしてた、白熊もモコモコしてた、何だろうなあれ埋まってみたい」
うんうん、と全員で頷く。その後も動物園を堪能し、最後に売店に立ち寄った。
(折角だし、2人にプレゼントを買うか。キーホルダーがいいかな)
何を買おうか楽しそうに相談する千歳と海にバレないように、自分用のお土産と一緒に買い物を済ませる。3人にとって、時が経つのも忘れるほど充実した1日だった。
「今日は楽しかったわ。誘ってくれてありがとう、小山内さん」
『こっちこそありがとう』
「俺も楽しかったよ、ありがと。あと、これ」
刀は先ほど買ったキーホルダーを千歳と海にそれぞれプレゼントした。2人はお礼を言うと、嬉しそうに受け取った。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
星織遥
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
動物・自然
定員
10人
参加キャラクター数
6人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年04月06日
参加申し込みの期限
2020年04月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年04月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
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