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フェチガタリ
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◆その甘さは砂糖菓子の如く
「ここ、なんだろ……わからない……」
「ああ、ここは……」
爽やかな風吹く星ヶ丘寮の一角では、勉強会が行われていた。この季節には文化祭があるが、何よりもそう、期末試験が待っていた。家主である
鷹司 凜太郎
は、古文の問題を前に頭を抱えている
スピカ・フォーツ
のノートを覗き込む。ある文の現代語訳で詰まっているようだった。
「……っていう意味なんだけど、こうすれば出来そうかな?」
「わかった、やってみる……」
スピカは教えられたことをこくこく頷きながら聞いて、一生懸命に問題を解いている。その姿を微笑ましく見守りながら、凛太郎も自分の勉強を進めた。それからどれほどの時が経ったろうか。区切りがついたところで凛太郎が口を開いた。
「ちょっと休憩しようか?」
「うん……」
その時、窓からふわりと桃色の風が舞い込んだ。凛太郎は無性に膝枕が恋しくなってきて、スピカの目を真っ直ぐ見ながらこう言った。
「あと……なんだか少し横になりたい気分なんだ。更に言うなら、膝枕をしてほしいんだけど」
「いいよ……どうぞ」
快く受け入れてくれた彼女に感謝しながら、彼は女の子座りのそこに頭を預けた。普段よりも甘えん坊な彼の姿に愛しさがこみあげてきて、スピカは知らず知らずのうちに微笑んでいた。
「僕は多分綺麗な髪と目が好きなんだよなぁ……」
俯く彼女の髪が絹のように垂れて影を作る。さらさらと光の具合で金に輝くそれはいつにもまして綺麗に見えた。凛太郎はすっと指を通しながら彼女の髪を撫でる。そうして、碧く煌めく双眸をじっと見つめた。
「スピカくんの髪も目も、宝石か星のようだね。とても、綺麗だよ」
「あぅ……綺麗って、言われると……ちょっと照れる……」
にっこりと笑って褒めたたえる彼にスピカは顔を赤らめる。そんなスピカを愛おしく思いながら、凛太郎は通した指をくるくると絡めて遊び始めた。そのせいでちらっと鎖骨が覗いて彼女はきゅんと締め付ける心臓の痛みに耐えなければならなかった。
「……ん。もう大丈夫、ありがとう」
しかし甘い時間も終わり。スピカは寂しさを感じながら、凛太郎の背中に見惚れた。寒くなってきたのもあって厚着したその下、細くても締まった身体に頬をほんのり染める。どうにも抑えきれなかった。彼女は耐えられなくなって、とうとう自分から彼を求めだした
「……あ、待って。私も、ぎゅってしたい……」
「ふふ、わかった」
二人は抱きしめ合うと、お互いの匂いと温もりを感じ目を細める。スピカは凛太郎の首筋へと顔を埋めていたが、なんだか――。
(いつもの、お家デートのはずだったけど……今日は、なんかちょっと……変だ)
(……なんだろう、すごく恥ずかしいことを言ってしまった気がする……)
いつもは意識しないお互いの身体が妙に気になって仕方がないと、どぎまぎ考えている。スピカは自らが触れている広い背中や胸板の感触に、
(変なところまで意識しちゃう……いつもは違うのに……)
と考えて、自分は彼の身体のどこが好きだろう? とちょっと考えた。その時桃色の風が吹き、スピカの唇から普段は言えない言葉が零れ落ちる。
「私、は……きっと、首筋とか……鎖骨とか……?」
言葉にしてみてからじわじわ込み上げる羞恥心に、彼女の頬がぽっと赤く染まった。スピカはぽふっと凛太郎の胸に顔を埋めてそれを隠す。
「わっ」
「……恥ずかしくなってきた」
ぐりぐりと頭を動かす彼女が可愛らしくて、彼はその頭を優しく撫でた。
いつものように甘えて、けれどいつもよりも意識してしまう。そんな二人の甘い甘い時間は、いつまでも続いた――。
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あとがき
担当マスター:
六原紀伊
/
網 透介
ファンレターはマスターページから!
色々あって代筆を担当することになりました。六原です。
この度はご参加ありがとうございました。
皆さんのフェチズム!とイチャイチャ!とても可愛かったです。
楽しんでいただけたら幸いです。
それでは改めて、ご参加ありがとうございました。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
六原紀伊
網 透介
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
恋愛
コメディ
お色気
定員
10人
参加キャラクター数
4人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年11月26日
参加申し込みの期限
2019年12月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年12月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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