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ふわふわ、ぷかりの人魚日和
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後編:ちょっとした海の冒険
泡をたなびかせながら浅瀬から深海へやってくる小さな人魚。彼女はくらげや魚をつれて冒険を楽しんでいるようだった。
「あっ、これって何だろう?」
きらきらとした
百岳 甘桃
の目に入ったのは、板状の何かだった。彼女の記憶が確かならば、最近よく落ちているもので、何に使うかは分からない。
実はスマートフォンなのだが、身も心も人魚となっている甘桃にとっては謎の物体であった。
「最近よく沈んでるけど何だろうこれ? 色も形もいろいろあるけど四角くて黒い画面なのはどれも同じだね」
時折これをみつけては弄っている甘桃。彼女は飾りのついたそれを拾い上げながら「ピンクでストラップの飾りがじゃらじゃらついてる……、きっと女の子がもってたんだ」と楽し気に推理する。
危なくないのか、と不安げに問う一匹のクラゲ。甘桃は「多分大丈夫」と頷いてその板状のものを弄ってみる。
「どうやって使うんだろう? クラゲのみんなわかる? ボタンとかもあるけど押しても何にもならないし……わわっ!?」
クラゲたちに問いかけながら弄り続けていると、ぱっ、と光ってヴゥン、と鈍い音が鳴る。甘桃が目をぱちくりさせていると、そこに海の写真と数字が浮かび上がる(丁度今の時間を記していた)
「んー、これをこうしてみるとどうなるんだろ?」
甘桃は画面をすっ、と一撫で。すると画面が動きいくつもの小さな絵が現れる。そのうちの一つ、目玉のようなものが付いた箱(カメラ)をタッチすれば、いくつもの絵が現れた。人間やその他の生き物のものもあったが、見たこともない、でもかわいい形をした色とりどりの海藻に似たもの(植物、花)が沢山映っている。
「きれーい! でも……何なのかわからないんだよね、これ」
それでも面白そう、と見ていると……、カクレクマノミをお供にした人魚が深海の街を泳いでいた。
「おねーさーん♪ おもしろいものひろったよー!」
甘桃がそう呼びかけたのは……どこか神秘的な雰囲気を纏った
三宅 葉月
だった。甘桃が尾びれを揺らして近づけば、カクレクマノミが警戒するように前に出る。だが、葉月はそれを止めた。
「大丈夫よ。この子はただ見つけた物を見せてくれるだけだから」
葉月が苦笑し、前に出る。彼女はちょっと得意げになって謎の板を見せてくる甘桃を可愛らしいな、と思いながら「それは?」と問う。
「人間の道具っぽいんだけど、これ何につかうのかな?」
「見たことが、あるような気がするけれど……」
今の葉月は人魚である。だが、浅瀬から顔を出した際、人間が持っていたような気がするのだ。
甘桃は葉月と共に暫く謎の板を弄っていたのだが、やがて画面が真っ黒になった(つまり、充電が切れたようだ)。
「あー、真っ黒になっちゃった」
「動かないみたいね……。どうするの?」
つまらなそうに唇を尖らせる甘桃に、葉月はそっと問いかける。甘桃は少しだけ考えると
「これもコレクションに入れちゃお♪」
とご機嫌な様子で握りしめた。その様子を見守っていた葉月は僅かに目を細め、楽しそうだなとほほ笑んだ。
一方イルカと泳いでいた
白 真白
は途中で別れ、のんびりと海底を泳いでいた。ここにはサンゴもあり、小さな魚もいっぱいいる。
「こうしてみる海底もきれいだなぁ。光は届かないけれどちゃんと見えるし……よく見ると、ぼんやり光る魚もいるし」
尾びれをくゆらせてゆったり泳げば、エビや小魚があそぼう、という様に寄ってくる。その愛らしさにほほ笑んでいると、強い流れを感じた。振り返れば、大きな何かが泳いでいる。
(なんだろ?)
興味がわいた真白が近づくと、それはクジラだった。ゆっくり泳ぐその背中を見た彼女の目が光る。
「わー、気持ちよさそう! ここまで結構飛ばしてきたからさすがにちょっと疲れちゃったんだよねー♪」
ちょっと休憩させてもらうね、と一声かければクジラはゆっくり瞬きして許可を与える。真白は渡りに船、とばかりにクジラの背に乗った。
「ふふ~、いい夢みれそう。ひと眠りひと眠りっと……」
ごろり、と横になって目を閉ざす真白。彼女はしばしの間午睡を楽しむのであった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
動物・自然
定員
10人
参加キャラクター数
4人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年07月22日
参加申し込みの期限
2019年07月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年07月29日 11時00分
参加キャラクター一覧
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