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携帯戦記カプセルギア カプセルギアで遊ぼう
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本日のカプセルギアのイベントにて行われている競技の1つであるカプセルギアレース。
そのスタート地点では、既に次の出走になるのを出場者達が準備して待っている。
そんな中で隣にいる出場者へと声をかけている人物がいる。どうやら隣の女性の事が気になって声をかけたようだ。
「おねーさん、よろしくね!」
「よ、よろしくねボク。お姉さん初心者だからお手柔らかにね?」
声をかけたのは
滝原 カノン
。本日はカプセルギアのイベントが気になって来てみたのだが、このレースを一目見て楽しそうだと思って参加したのだ。
そして、出番になったところで対戦相手はどんな人達なのかなと見てみたところ、どうにも気になる人物を見つけたというわけだ。
美しい銀髪の美人ともなれば男として目が行くのはある意味当然とも言えるが、カノンが気になっているのはまた別の理由である。見た事ない筈なのに、どうにもどこかで見たような気がしてならないのだ。
(うーん。やっぱり知ってる人じゃなさそうだな……?)
釈然しなさを感じつつもやはり知り合いではないと結論付けるカノン。だが、対する女性はと言えばとても焦っていた。
そう。カノンが違和感を感じるのも仕方がないと言えるだろう。何故なら、今彼が目にし話をしている女性は実は兄である
滝原 レオン
のだから。
レオンもまた本日カプセルギアのイベントがあるという事を聞いてこの場に来ていたのだ。趣味である女装をして。
弟であるカノンがカプセルギアをやっていると言う事は知っていたもののまさかこの場に来ているとは予想外なレオン。知り合いにカプセルギアをやっているという事を隠す為に変装を兼ねた女装して来たと言うのに、まさかの裏目である。
だが、変装を兼ねているだけあってレオンの女装は完璧であり違和感を与えてはいるもののどうやら上手く誤魔化せており、レオンはそのままいつものように滝川怜として振る舞う。
「あ、ボク、そろそろレース始まるみたいよ」
「っと、いけない!始まっちゃう!」
スタッフの動きからしてそろそろ準備が出来る事を悟ったレオンがこれ幸いとばかりにその事をカノンに告げる。
そうすると慌ててカノンは己の準備の方へと戻り、それを見たレオンがほっと溜息を吐いた。
(ふー。何とかバレずにやり過ごせたみたいだな……。さて、とりあえず今はレースに集中するか)
レオンが大きく息を吐いて心を整え、自らのギアであるアタランテーをスタンバイさせる。
このアタランテーはその名の由来となっている瞬足で謳われたギリシャの女狩人のようにスピードに特化したギアだ。つまりこのレースのような競技は得意分野と言えるわけだが、ただ速いだけではこのレースは勝てないという事はレオンも解っている。
一応は作戦を考えているのだが、果たしてそれがどこまで上手くいくかはやってみなければ解らないだろう。
そして、レオンの弟であるカノンの方もまたスタンバイが出来たようだ。
カノンのギアであるキングニャーサーもレオンのアタランテー同様に高機動力を売りとしている。
とは言え、レオンと違いカノンはあまり難しい事を考えるのは得意とはしてない。それは本人も理解している為、作戦もかなりシンプルなものとしたようだ。
シンプルである事はけして悪いとは言えない。寧ろ、シンプルであるからこそ長所を活かし易い可能性すらある。
勝負が始まる、その一瞬前。全ての時が止まったかのような静寂が過ぎ、運命の幕が上がる――。
「アタランテー!」
「ゴー、キングニャーサー!」
レオンこと怜とカノンの声が重なり、ギアも全く同時に全力で加速を始める。
互いにスピードを武器にしているだけあってその加速性も高い。即座にトップスピードに乗った2人のギアは、互い以外のギアを置いてけぼりにする。
それを見て取った他参加者のギアは2人のギアの妨害をする為に行動を開始する。
当然、妨害がある事はレオンもカノンも予測していたが、それに対する行動はそれぞれで違う様だ。
カノンが直線で走りつつ妨害攻撃はジャンプで躱してるのに対してレオンの方はジグザグに走って最初から的を絞らせないようにしている。
カノンは妨害が来ない限りは直線で走り続ける選択をしている為、妨害が少なければレオンに対して優位に立てるのだが、そう簡単には行かない。
何故なら、ジグザグ走行をするアタランテーに比べて直線で走るキングニャーサーの方が狙い易いからだ。
「うわっ、弾が一杯飛んできた!」
自らへと狙いを定めた攻撃を何とかジャンプして躱していくキングニャーサー。
アタランテーの方へと飛んでくる攻撃が少ない事を確認したレオンは隙を見てアタランテーに後方へと牽制攻撃を行わせる。
まるでキングニャーサーをフォローするかのような動きだが、キングニャーサーがもしやられた場合は次はアタランテーが狙われるのは自明の理である為、今の内の後方にいるギア達の邪魔をして差を広げておこうという魂胆なのだ。
後方にいるギア達はあくまでもたまたま狙いが被っただけであり、仲間でも何でもない。つまりは統率というものは存在せず、アタランテーが少し牽制をするだけでその動きは簡単に乱れた。
後方からの邪魔が途切れた瞬間。レオンとカノンの思考は同時に閃く。即ちは一直線にゴールを目指す。
現在のところ、位置はほぼ同じ。急加速を始めた2体に対して慌てて後方のギア達が再び邪魔をしようとするも既に時遅く、距離は離れて行くばかり。
後は、アタランテーとキングニャーサーの一騎打ちとなる。
「キングニャーサー、そのまま全速力でいけええええええ」
「アタランテー、駆け抜けて!」
互いへと牽制、邪魔を仕掛ける事も当然出来る。特にレオンと言えば演技を忘れてないだけにしっかりと冷静さが残っている筈なのだ。
しかし、兄弟であるが故にか互いにそんな素振りも見せずにただ前だけを向く。
そして、駆け抜ける2体のギア。果たしてゴールの栄光はどちらに輝くのか――。
「あれー? おっかしいなー、さっきのおねーさん、どっか行っちゃったみたいだなぁ」
カノンは先程のレースでほんの僅かな差で負けてしまった女性を探していた。
また今度勝負しようと言うつもりであったのと、どうにも女性が自らの兄に似ている気がして再度確認しようと思ったのだ。
しかし、当然の事ながら彼の兄は男であり、またカプセルギアをやっているとも聞いていない為、やはり気のせいかなと考えていた。
「うーん……帰ったらにーちゃんに聞いてみようかな?」
そんな風に呟くカノンであったが、一方のレオンと言えばカノンに話しかけられないようにレースが終わったら早々にその場を離れていた。
「いや参ったな……。これでカプギア始めたって、余計カノンに言いづらくなっちまった……」
うーん、困ったなと頭を掻きながらレオンは人の流れの中へと紛れ込んで行った。
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あとがき
担当マスター:
昂祈
ファンレターはマスターページから!
昂祈です。
携帯戦記カプセルギア カプセルギアで遊ぼうのリアクションをお届けいたします。
友達と対戦ゲーム的なもので遊んだ事というのは皆さんありますでしょうか。
私はsteamで結構色々と友達とプレイしているのですが、最近だとボンバーマンをプレイしたりしました。
ボンバーマンは小学校時代にプレイしたっきりだったのですが、今は色々と昔にはなかった要素があったりするのですね。
みそボンとかやる方は楽しいのですが、やられる方は結構大変でした。
そんなこんなで今回はこの辺で。
それでは、この度のシナリオにご参加頂きありがとうございました!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
昂祈
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
SF・ファンタジー
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
4人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年05月12日
参加申し込みの期限
2019年05月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年05月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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