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\ オーバータイム!/
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まもの化! きもだめし委員会
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「はあ、はあ……」
どう逃げ回ったか覚えていないが、やがて千鶴は落ち着きを取り戻した。
「信彦くんを置いてきちゃった……」
一人で進むのも怖いし、戻ることにする。
美術室に戻ると聞き覚えのあるチャラい話し声がした。
ほっとしたものの、何か様子がおかしい。
心配して探してくれているかと期待したのに、そんな様子は微塵もない。
「ここで会ったのも何かの縁、ゆっくりお話しようじゃないかっ!」
「……信彦くん?」
懐中電灯を向けると、見慣れた背格好の後ろ姿がボディスーツ姿の女の子を口説いてるところだった。
「……のーぶーひーこーくん?」
冷え切った声と視線で、千鶴は信彦に訴えかけた。
焼きもちと、思っていたよりも怖がってしまったことの照れ隠し、信彦くんを突き飛ばして逃げ回ってしまったことの罪悪感。
千鶴の中でいろいろな感情がごちゃ混ぜになっていた。
それはまるで、季節外れの雪嵐のように。
千鶴のほうを見た碧南は、息を呑んだ。
「……嘘でしょ。なんでお化けばかり集まってくるの?」
懐中電灯の向うの千鶴からは、白い霧が発せられていた。
青白い肌は明らかに冷気をまとい、何よりもその冷たい目。
信彦が振り向き、千鶴に気づく。
「あっ、ちーちゃん! なんだか一段と綺麗になったね! クールビューティだよ☆」
神魂の働きで、いつの間にか千鶴は雪女の姿になっていたのだ。
「信彦くん、僕はね……逃げちゃって申し訳ないと思ってたんだよ」
もはや信彦の狼男姿など、気にならなかった。
千鶴は切々と訴え、信彦に詰め寄る。
「きみが僕を探して困ってるんじゃないかと思って戻ってみれば、なんだい!」
真夏の夜に、零下のブリザードが吹き荒れる。
その迫力に、並みの男なら凍り付いて不運を呪うだろう。
「ごめんごめん、僕が悪かったよっ。もうちーちゃんを一人にしたりしないから」
しかし信彦はビビる様子もなく、明るく千鶴のご機嫌を取る。
「あっ、ここにきもハンコがあったよ。これを押して次へ行こうか」
そのとき、誰かが入ってきた。
「おや、次の組が追いついてきちゃったかな」
そちらを見た狼男の信彦と雪女の姿に、やってきた次のグループの参加者が悲鳴を上げた。
「キャーッ!」
「うわああああっ!」
「やれやれ、後がつかえてるし先へ行こうか」
出ていく二人の姿を、碧南は唖然としながら見送った。
(参加者なのよね……? 私よりずっと怖かった)
ちょっと自信をなくしてしまいそうな碧南だったが。
ゆら……ゆら……
「「ぎゃあああ!!」」
気を取り直して、再び参加者たちを脅かすのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
ホラー
定員
10人
参加キャラクター数
3人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年05月11日
参加申し込みの期限
2019年05月18日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年05月18日 11時00分
参加キャラクター一覧
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