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【水泳大会】レースとシャチと、あとサメ(黒猫組サイド)
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●戦い済んで、あとは打ち上げ
水泳大会も終わり、夏の陽もそろそろ傾き始める頃。
打ち上げパーティーが始まったばかりの桜栄邸で、
八神 修
は
桜栄 あずさ
理事長と話していた。
「理事長も楽しめたようで、何よりですね。合間に新聞部として記録もとってたので、早速記事にしますよ」
「流石ね、記事楽しみにしてるわ」
「ええ、いい記事にしてみせますよ。……ところで、理事長。今回の水泳大会について、総括コメントなどいただけると嬉しいんですが」
記録用のボイスレコーダーを差し出すと、理事長は少し考えたあと、
「そうねえ……来年こそは白猫組に期待っていうのがひとつ」
それから、とまったく懲りちゃいなさそうな笑顔を浮かべた。
「来年の特殊種目は、もっと派手にしたいわね! サメ水泳は機械が途中で故障しちゃったし、ぬるぬるももっとパワーアップさせて……。フロートは思ってたより盛り上がってたけど」
「……」
サメとフロートは神魂のいたずらさえなければまだいいとして、ぬるぬるがパワーアップすると、もう学校行事としてはマズいのでは?
ボイスレコーダーを構えながら、思わずツッコみたくなってしまう修だった。
……そういえば、ぬるぬるは記事どうしようか。
「……星ヶ丘といい、この屋敷といい、本当にセレブの世界って凄いわ」
「住む世界が違う、っていうのかな……」
理事長宅の内装に、
初瀬川 理緒
と
佐和崎 紗月
は思わずちょっと呆けた声を漏らした。
あんまり見るのも失礼だとは思うけれど、セレブのソレを目の当たりにしてしまって、つい目が奪われてしまう。
ちなみに今、二人はお揃いのメイド服に身を包んでいる。
そのせいもあって、『お金持ちの家に奉公にやってきた、うら若き新人美少女メイド』といった雰囲気。
何故メイド服着用なのかといえば、それは『神さまと召使いごっこ』のためだ。
「そこのメイドさんたちー、お水くださーい!」
「はーい、ご主人様今いきまーす! 今のあたしたちはメイドだから、ご主人様にご奉仕しないとね♪」
グラドルのDVDで小芝居をすることもあるからなのか、理緒はかなりノリノリの様子。
対して紗月は、足元までたっぷり丈のあるスカートを軽く引っ張ったりして、ちょっとモジモジしていた。
そんな紗月に、理緒は「ほら」と笑って手を差し伸べる。
一拍間があってから頷いて、微笑んで。紗月は恋人の手を取った。
ノリノリとおとなしめ。二人のメイドがご奉仕のため、パーティー会場を右に左に巡っていく。
「ねえ、執事服のあなた。そこのお菓子をとってもらえる?」
小洒落た椅子にちょこんと腰掛ける
三宅 葉月
は、あまりにもハマり過ぎていた。
水泳大会からそのまま流れで参加したから、服装は私服のゴシック系ではなくて、寝子高の制服のまま。
だというのに、いや、だからこそなのか。
彼女のアンティークドールめいた空気は、桜栄邸と神がかり的な調和を見せていた。
出で立ちも、所作も、何もかもが瀟洒に纏まっていて、ことさら特別に振る舞わずとも、『神さま』――というか、『主人』然とした存在感にあふれている。
「かしこまりました、お嬢様」
そんな彼女に『召使い』として応じたのは、
サキリ・デイジーカッター
だった。
パリッとした仕立ての良い執事服を、一分の隙もなく着こなしている。
例えるならば、シンプルながらも美しい拵に収まった刀のよう。
そして無駄なく美しい動きで給仕を行う様子は、それ自体が一個の芸術のようでもあった。
「お嬢様、どうぞ」
「ありがとう」
お菓子を給仕し、受け取る。
たったソレだけのやり取りが、『お嬢様と執事』のお手本のような雰囲気を放っていた。
「……あら」
お菓子をつまんでいた葉月が、ふと顔を上げる。
パーティーの喧騒の向こうから、微かに音楽が聞こえてきた。少しずつボリュームが上がっていくソレは、どうやら社交ダンスのための曲らしい。
お嬢様、とサキリが呼びかける。
「何かしら」
「一曲、ご一緒いただけないでしょうか」
恭しく一礼する召使いに、しかし葉月は表情を変えない。
「召使いなのに、『神さま』にお願いするのね」
それから、そっと手を差し出した。
「……少しだけなら、ね」
パーティー会場の一角。
巫部 紫苑
が、一口サイズのスライダーサンドイッチを口に運んでいた。手にした取り皿には、具の種類ごとにしっかり一個ずつサンドイッチが確保されている。
「運動の後だから格段と美味しく感じます♪」
一つ口に運ぶたびに、紫苑は幸せそうに顔をほころばせた。
始まってからもう色々食べっぱなしなのだけれど、ペースには全く翳りがない。
流石の食べっぷりだった。
スライダーを一種類ずつ美味しく頂いた紫苑は、次は何を食べようかとテーブルを移動。
そこで彼女が目にしたのは、
「あ、あら?」
既にすっからかんになった大皿だった。
ちょっとしゅんとなりながら、たまたま後ろを通りがかった給仕服の人物に声をかける。
「すみません、ここにあったお料理ってもう全部なくなってしまいました?」
すると給仕服の人物――
響 蒼留人
は、まるでスイッチでも入ったように背筋をピントただすと、
「……申し訳ございません、神さま。ただいま確認して参ります」
随分へりくだった調子で答えて、どこかへ行ってしまった。
わざわざ、聞きに行ってもらわなくても良かったのに。
(そういえば、さっきどうして『神さま』なんて呼ばれたんでしょう?)
ゲームのことなど、すっかり忘れている紫苑だった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
風雅宿
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
スポーツ
定員
15人
参加キャラクター数
13人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年12月19日
参加申し込みの期限
2018年12月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年12月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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