【星幽塔】隠し階層　アステリズムに休日を！｜リアクション

【星幽塔】隠し階層　アステリズムに休日を！

●アステリズムをおもてなし……？

　たくさんの冒険者達の中で我に返った月原想花は、少し怪訝そうな表情を浮かべる。
（……また星幽塔？　しかも今度はアステリズムを『おもてなし』する……？）
　正直な所アステリズムについてよくわからないし、どんな人（人……？）なのかも分からない想花。
「アステリズムとは『各階層を守る番人のような存在』だとお考え下さい」
　『クレイドル』の管理人、エリオナイト・ジュノーがそう説明する。
「とにかく、３回にわけて行うのよね？」
　ティオレ・ユリウェイスの言葉に、エリオナイトが頷く。
「だったら、誰を担当しようかしら？」
「けっこう、オーダーが似ているグループで纏めている感じかな？
　想花とティオレは一先ず、アルテリズム達がどんな『おもてなし』を希望しているのかを振り返り、内容を考える。
　ややあって、想花は担当したい組を決めたようでエリオナイトの元へ向かった。

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