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久保田先生の女子力アップ大作戦! 外見編!
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紅葉、紫とわかれた久保田先生は再び寝子島ティアラに戻った。ふたりに話を聞いてもらって何がしたいのか、欲しいのかがハッキリしてきた。
(さっきのフロアに戻って取り置きしてもらってる服買おう! って……あら。あそこにいるのは)
店に向かう途中で
毒島 虹子
と
綾辻 綾花
に出会う。
ふたりにも事情を話したところ一緒に付いてきてくれた。
「いやぁー。買う物はある程度決まっているんだけど、ひとりだと緊張しちゃうから一緒に来てくれて助かったよ!」
久保田先生が照れ笑いを浮かべながら話すと、虹子が「構いませんわ」と優美な所作でほほ笑んだ。
「服飾専攻の生徒として先生のお力になりたいと思いましたもの。お話を伺う限り、午前中と今でご希望の服が少し変わったのですわね」
そうなの、と久保田先生が頷く。
「初めは大人っぽい服が欲しいなーって思ってたんだけど、皆にアドバイスを貰ううちに、私は服そのものと言うより、選んでもらった服を着るのが好きなのかな?って思い始めたの。あっ、勿論選んでもらった服はどれも可愛いんだよ!」
慌てた様子で広げた両手を顔の前で振る久保田先生に綾花が相槌をうつ。
「大丈夫です、わかりますよ」
「ありがとう!
でね、ドレスは1着あると便利だから選んでもらったパンツドレスを買うのは決めているんだ。それとは別に選んでもらったものを学校にも着ていけないかなって思ったの。
虹子ちゃんと綾花ちゃんには、私が選んだ組み合わせが学校に着て行っても大丈夫そうか聞きたいんだ。お願いできるかな……?」
久保田先生は考えた。現在の女子力だと、服は毎日似たようなものでもあまり気にならない。むしろ、おしゃれをしようとすると今回のように何がいいか分からず混乱してしまう。では、どんな服なら楽しく着られるのか。
そんなもの、可愛い生徒たちが一生懸命選んでくれた服に決まっている。
だから、久保田先生は自分に自信を持つためにも生徒たちが選んでくれた服を着て過ごしたいと思った。
「私服用に買うのもいいんだけど、皆に着ているところ見て欲しいから今回は仕事で着られるのを買うわ!」
太陽を連想させる笑顔で久保田先生が拳を作って宣言する。虹子と綾花の口の両端が小さく上がった。
「責任重大ですわね。それでは、少しフォーマルなイメージで考えてみましょう」
「清潔感のあるワンピースにジャケットもいいですね。先生はサーモンピンクも似合いそうです」
「パンツドレスに合わせてヒールの低い靴を買うから、それに合うようなものも嬉しいなー」
「そういえば、先生、今日はお化粧がいつもと違いますね」
「綾花ちゃん、気付いてくれてありがとうっ。メイクはプロの人にやってもらったんだ。
やり方を教えてもらったから今みたいな感じで作れるように毎朝頑張ろうと思うの! ……寝坊したときは適当かもしれないけど」
最後だけ付け足すように話す久保田先生を見て、虹子が口元に手を当てて上品にほほ笑む。
「同窓会当日のメイクはそちらの方に再度お願いするのが賢明ですわね。
ところでネイルはどうしますの? ネイルでサーモンピンクを取り入れるのもいいと思いますわ」
「爪! 全然考えてなかった。
そうだよねー、服がおしゃれだから爪もこだわったほうがいいのかな。後でどれがいいか一緒に見て欲しいー!」
にぎやかにお喋りをしながら先ほど回った店を再び訪れる。
久保田先生は桜たちに進められたパンツドレス、靴、ネックレスを購入した。
続いて美咲紀が選んでくれたグリーンのフレアスカート、円が選んでくれたピンクのジャケットを手に取る。
「このふたつを学校でも着ていきたいんだけど、どうかな?」
「そのふたつは差し色として優秀ですわね。久保田先生は普段、白いシャツや黒のパンツが多いですから、コーディネイトがモノクロのときにひとつ入れると華やかになるますわね」
「よーっし。じゃ、このふたつも買いね!」
虹子のアドバイスで自信を持った久保田先生は店員に声をかけふたつの品を購入し、アクセサリーや化粧品を見て回った。
「綾花ちゃん、髪形何がいいと思う?」
尋ねると、綾花がリボンやキラキラした素材の付いたバレッタを持ってきてくれる。
「目立ち過ぎず地味過ぎないようにしたいです。髪は今の結んだままで結び目の上に毛束を通すだけでも違うと思います」
こんなのはどうでしょう、とスマホで髪形のサンプル画像を店ながら説明してくれる。
「あとは髪を下ろして緩巻きもいいですね。ハーフアップにしてバレッタで止めるのも可愛いです。学校でも使えそうなデザインのバレッタだとこのあたりでしょうか」
「このリボンのバレッタかわいい!
私、こういうの使える人になりたいー。結んで留めるだけなら私でも出来そうな気がする」
「ふふっ。ではこちらはかごに入れますね。
……そう言えば、小学校の同窓会なんですよね。皆さんに会うのは小学校卒業以来初めてなんでしょうか」
綾花のさりげない質問に、久保田先生が「違うよー」と返す。
「成人式の日に地元で会ってるからねー。会うのは8年ぶりくらい?」
「8年経てば印象が変わる方も多いですわね。先生はどんな学生時代を過ごしていたのか興味がありますわ」
「えー? 普通だよー。あっ、そう言えばね。小学校の同級生で寝子島に今年から引っ越した男の子がいるって聞いたことがあるよ」
「あら、どんな方ですの?」
「ええとね。少し変わった性格の子でみんなの似顔絵を描くのがすごく上手だった。私も似顔絵描いてもらったんだー。実家にまだ残っているかなぁ」
思い出に目を細める久保田先生。
「よーっし。楽しくなってきたぞー!
ねえねえ、着物も見ていい? 私、着付けに興味持っちゃったんだ!」
両手を勢い良く上げて白い歯を見せる。
久保田先生の女子力が、また少し上がった。
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あとがき
担当マスター:
相馬 円
ファンレターはマスターページから!
お世話になっております。相馬です。
女子力アップシリーズ2回目も皆様のおかげで和やかに締めくくれました。
久保田先生は、なかなかどーして、結構女子力上がったんじゃないでしょうか?
このシリーズはあと1・2回でとりあえず終わります。
女子力を上げた先に何か残るのか……。
久保田先生の未来は皆さん次第です……。(えー!)
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
相馬 円
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年06月15日
参加申し込みの期限
2017年06月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年06月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
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