「あ、ののちゃんだー!」
夢宮 瑠奈は、見慣れたアホ毛に反応した。
「ののちゃん、おはよー!」
元気いっぱい、瑠奈は彼女に飛びつこうとし、そして……。
「あ、はじめまして」
丁寧に頭を下げる「ののこ」に、瑠奈は急ブレーキする。
「の、ののちゃん……?」
「こんにちは。私、寝子島は初めてで……」
はっと、瑠奈はひらめく。
「あの、お名前は……」
「あ、私、温水と申します」
「ぬく……みず……」
「知人の誘いで、一週間ほどの滞在になります。またお会いする機会がありましたら、お声がけくださいね」
丁寧に一揖する温水さんを、瑠奈は茫然と見送った。
「そっくりさんだ……」
世の中には、自分に似た人が3人はいるといわれている。
温水さんの受難は、始まったばかりだった。
夢宮 瑠奈さま、温水さま、ガイドへの登場ありがとうございます。
ぱーすぺです。
●そっくりさん
あなたは、あなた(本来のPC様)のそっくりさんです。
簡単な名前などをつけて、ご自由に振舞ってください。
舞台は寝子島内といたします。
共通設定は本土からきた『ひと』であり、シナリオが終われば帰るという点です。
本来のPC様とは共通点はなしで、ただ似ています。
●できること
本来のPC様のそっくりさんとして、好きに振舞っていただきたいです。
また、もちろん本来のPC様のアクションも可能です。
通りをあるいていれば、ご自分に似た人(本来のPC様)と逢うのは難しくないと思います。
●NPC
温水さんが登場するかもしれません。
ドタバタコメディーでも、ホラーでも、なんでも参りましょう。