「しっかし、日が沈むの早くなったよな~」
工藤 耀は自分の部屋の窓から、すっかり暗くなった外を眺めた。
今日の部活動の時間は有意義だった。
「もう少し練習してたかったけど、まぁ仕方ねーか」
大きくひとつあくびをして、時計を確認する。
「まだそんなに遅い時間じゃねーけど……」
「よし、寝るかぁ」
サッカーの練習でほどよく疲れた身体が、寝床に沈む。
「明日はどうすっかな~」
明日の予定を考えるうちに、耀のまぶたは重くなっていく。
耀が眠りに落ちるまで、さほど時間はかからなかった。
楢木 春彦は、桜花寮の自分のベッドに寝転びながら、熱心に雑誌を読んでいた。
「あーっ、やっぱりこのタイヤいいよな!」
モトクロス関連の雑誌を見ていると、欲しいものが増えていって困る。
「週末は走りに行きてーなー」
屋外で自在にマシンを操る快感は、言葉で表すのが難しいほどだ。
「天気どうなんだろ……」
そうつぶやきながら、ページをめくる。
好きなもののことを考えているだけで気分は高揚するのだが、それでも次第に眠気がさしてきて、春彦は雑誌を閉じて、同じ部屋でごろごろしているルームメイトに手を振った。
「俺、もう寝るな。おやすみ~」
ルームメイトの返事にうなずき返して、春彦は目を閉じた。
きっと楽しい週末になる。そんな予感がしていた。
こんにちは。
秋は行事が多くて、学生の皆さんもそうではない皆さんも、有意義な日々をお過ごしなのではないでしょうか。
そんななか、おそらく毎日訪れるのが、眠りの時間。
今回は、眠る前のひとときをテーマにしたシナリオをお届けします。
秋は夜が長いですよね。
それが不満だという方もいらっしゃるかもしれませんが、
ゆったりとした夜の時間を大切にしたいという方も、少なくないかもしれません。
いつもより早めに家に帰って、映画を見たり、お友達とおしゃべりをしたり……。
過ごし方は様々だと思います。
皆さんは、秋の夜長をどんなふうにお過ごしですか?
今回スポットを当てるのは、金曜日の夜。
寝る前のおよそ1時間。何をして過ごしているのか、お知らせください。
眠りにつくまでのあれやこれやを描写します。
(日付が変わっても、夜明けまでならOKです)
どなたかと一緒に過ごしたい方は、GAをご利用ください。
また、何時頃に眠るのか、アクションに記載しておいてくださいね。
それではご参加お待ちしてます。