シナリオ「アナタの後ろにダレカいる」

アナタの後ろにダレカいる

夜道を照らす街灯の光は頼りない。
時折、チカチカと点滅するのが不安感を掻き立てる。
自然と足は速まり、早く目的地へと心を急がせる。

ふと、気配を感じた。
自分の後ろに、誰かがいる。

頭に過ぎるのは、数々の陰惨な事件。
ぞくりと背筋が寒くなるが、その考えを振り払って足を進めた。

まだ、誰かがいる。
ついてきているのか。
いや、ただ行く先が同じだけだろう。

更に足が速くなる。
誰かは、近付くことも遠ざかることもなく、まだ背後にいる。

心臓の鼓動が速い。
息を止めて、思わず振り返ると――

ゲームマスターより

担当ゲームマスター

青崎灰次

マスターコメント

こんにちは。青崎です。
夜に出歩くのが好きです。

■目的
特にありません。

後ろに「誰か」がいるような気配を覚えますので、
怯えてみたり、意を決して振り返ってみたり、逃げ出してみたり、
お好きなようにアクションをどうぞ。

■日時
陽が落ちてから

■場所
夜道でも、自室でも、はたまた浴室でも。
背中が空いていればどこでも構いません。

■誰か
「誰か」です。
もしかしたら、猫かもしれません。
もしかしたら、近所のおじさんかもしれません。
もしかしたら、誰もいないかもしれません。

ただ、気配はあります。
一定の距離を保ち、後ろにいます。
あまりに速く走ったり、木に上ったりしたら気配がなくなるかもしれません。

■備考
アクションには、「時間」「場所」を明記して下さると助かります。
※自室などの場合、インテリアや雰囲気など書いていただけるととても助かります。

また、「誰か」の正体に希望がある場合も明記して下さると助かります。
※シナリオに参加していないキャラクターの指定はご遠慮下さい。

特にない場合は、アクションの内容を考慮の上、こちらで決めさせて頂きます。