秋です。
別に、カレンダーをめくったとたんに秋になるわけではありませんけれど、九月も中旬ともなればなんとなく、気持ちが変わってしまうのも事実でしょう。
心なしか、目に見えるものも姿を変えています。
怒れる火球のようだった太陽は、ずいぶんと柔和な顔つきに、
頭に「ど」が付くくらい原色だった空も、透明なガラスのフィルターをかけたようになり、
そしてここビーチの海も、濃い碧から淡い水色へと変貌しているのです。
本日はそんな九月なかばでも、かなり天気がよく気温も高い一日です。
まだ泳ごうと思えば泳げます。
砂浜で遊ぶのも結構。
もう屋台や出店はありませんが、いっそのこと自分で出してみては?
浜辺でバーベキューなんても、空いていていいと思いますよ。
それでもどこか、うら寂しいのは、やっぱり、形の上だけでも季節が、移ってしまったからでしょうか。
そんな、九月のある休日。
なんだか水色の、海。
あなたはやってきました。このビーチに。
マスターの桂木京介です。お久しぶりです。
■概要
九月なんてまだ夏! ……そう言いたくなるものですけれども、なぜだか九月に入ったとたん、ガラッと物寂しくなってしまうのはなぜなのでしょうね。
そろそろ夏の気配が去り、切ない気配忍び寄るこの時期にあえて、ビーチに行ってみようといういくらか酔狂なお話です。
盛夏に取れなかった夏休みを今やっと取って、夏を追いかける社会人さん、ようこそ。
夏にはぐくんだ恋を盤石にしようというカップルさん、あるいは、夏の恋の終わりを感じてるお二人、そんな恋にまつわる一幕を体験してみませんか。
もちろん、恋も夏休みも関係なしで遊ぶというグループ、めっきり人の減った海岸をそぞろ歩く風流人、せっかくの「ろっこん」の秘密特訓をしたいというヤングメンのご参加も大歓迎です。
まだ残暑はあります。昔よりずっと夏は長くなりました。
それでも、今ここにあるものが翳りゆく夏であることは事実なのです。
なんだかちょっとセンチメンタルだったり、それでもハッピーだったり、そんなお話になったらいいなと思っております。
■NPC
以下のNPCが海岸を訪れる予定です。
七夜 あおい:早朝に登場。早起きしたので散歩をしています。
北風 貴子:午前中に登場。ジャージ姿でランニングをしています。暑そうです。
鷹取 洋二:午後に登場。「まだ泳げるし空いてるし」などと言って海水浴に来ています。
■NPC関連のご注意
展開によっては登場しないNPCもあります。また、相手があることゆえ必ず希望通りの展開になるとは限りません。ご了承下さい。
NPCと行動を絡めたいかたは、そのNPCとはどんな関係なのか、書いておいていただけるととても助かります。
それでは、次はリアクションでお会いしましょう。桂木京介でした。