梅雨も明け、厳しい暑さが続く寝子島に。
突然にそれは起こりました。
ある休日前の旧市街の夜。
「……寒い?」
遠野 まほろは寒さに目覚めて、眠い目をこすりながらトイレに立ちました。
ふと窓の外を見ると、白いものが降っています。
「……雪? そんな、まさか」
寝ぼけているのかな? と思いました。
そのまま部屋に戻り眠りにつきました。
けれど次の朝目覚めてみれば。
窓から差す白い光。
抱きしめたぬいぐるみを離し、もう一度目をこすって見直してみても。
外は、一面の銀世界でした……!
雪はやんではいますが、10cm以上も積もっていて融けそうにありません。
「雪だるま、作れそう……」
面倒臭がりのまほろではありましたが、せっかくの休日。
このチャンスを逃すのはもったいないかもしれません。
こんにちは、またははじめまして。天村花海です。
遠野まほろさんにガイドに登場していただきました。ありがとうございます。
季節外れの雪は寝子温泉から旧市街にかけて局地的に積もっています。
神魂の影響か異常気象かはわかりません。
耳福池には厚い氷が張ってスケートが可能。
山の斜面ではスキーやそり遊びもできそうです。
商店街の人たちは雪かきに追われていましたが、スポーツ用品店や洋服を扱うお店では倉庫から冬物を取りだしてきたようです。
ねこでんが多少遅れたり、道路が混雑したりはしていますが、他の地区からご参加いただくのに問題はありません。
あなたは季節外れの雪を、どう楽しみますか?