「えっ!? なんで俊介さんから手紙来てるの!? 」
学校から帰宅し、郵便受けを確認して、
久保田 美和は目を見開いた。
紫陽花柄の綺麗な封筒の裏には、夫である
黒崎 俊介の名前。
国語教師であり、文章を愛する美和にとって、手紙が届くのは嬉しいことだ。
でも今の時代、連絡をとるには、もっと早くて便利な手段がいくらもある。
しかも、俊介とは同居しているのだ。
もちろん、仲が悪いということも、忙しすぎてすれ違っているということもない。
「なのに手紙って……」
いったい何が書いてあるのだろう。
もしかして、口では言いにくいけれど、スマホの無機質な文字で伝えるには情がなさすぎると感じるような、よくないことだろうか。
(それがなにかは、想像もつかないけれど)
部屋に入り、荷物を置いてすぐ、美和は封筒を開けた。
丁寧に折りたたまれた便箋の、いちばん上には美和の名前。
緊張しつつ読み進めば、そこには俊介にとって当たり前の日常が書かれていた。
ひとりでこっそりどこか遠くに行ったわけでも、特別に美味しいものを食べたわけでもない。もちろんよくない報告でもない。
手紙の中に、美和が登場しているのも面白かった。
(これって日記……ううん、ラブレターみたくない?)
気づいた途端、美和の頬がかっと熱くなる。
これから俊介に「おかえりなさい」をするというのに、真っ赤な顔では困ってしまう。
それなのに、心はウキウキ跳ねていた。
「便箋と封筒はあったかしら。どうせならこの紫陽花みたく綺麗なのがいいわよね。明日文房具屋さんに行って……」
なぜ妻に直筆の手紙を? という疑問は消えないままだ。
しかし読み終えた便箋をたたんで封筒に戻す美和の口角は、にっこり上がっていた。
こんにちは。瀬田です。
どうぞよろしくお願いいたします。
概要
あなたのもとに、手紙が届きました。
今の時代、スマホを使えば声だって写真だって動画だって遅れるのに、自筆の手紙。
しかも内容は、特別でも緊急でもありません。
手紙に同封されているものもありません。
あなたはどんな返事を書きますか?
……という内容でもいいのですが、その前に。
突然の手紙。あなたはどんな反応をするでしょう。
驚いて、すぐに電話をかけちゃうとか。
みっちゃん先生みたく、ウキウキ返事を書こうとするとか。
届いた手紙について、深読みする人もいるかもしれません。
いつとも、どことも決めていません。
あなたに届いた突然の手紙について、自由に考えてみてください。
NPCについて
登録済みのNPCなら、特定のマスターが扱うキャラクターを除き、基本的に誰でも登場可能です。
Xイラストのキャラクターを描写する場合、
PCとXキャラの2人あわせて「1人分」の描写なので、無関係の行動などはお控えください。
※Xキャラだけで1人分の描写とすることも可能です。
その場合は、PCさん自身は描写がなく、Xキャラだけが描写されます。
Xキャラのみの描写をご希望である旨を、アクションにわかるようにご記入ください。
※Xキャラをご希望の場合は、口調などのキャラ設定をアクションに記載してください。
Xキャラ図鑑に書き込まれている内容は、そのURLだけ書いていただければ大丈夫です。
以上です。
ご参加をお待ちしています。