- シナリオタイプ
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シルバーシナリオ
一般枠:150 らっポ
優先枠:200 らっポ
グループ参加:2人まで
- キャラクター
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定員:5人
現在の申込数:6人
参加キャラ一覧
コメントページ
- スケジュール
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参加申込期限
01月21日 13時00分
アクション投稿期限
01月26日 11時00分
※参加枠やキャラクターは
次のページで選択!
二人の旅人が私の前に現れ言った。
「ああ。なんてことだ。この惑星にも、こんなにも多様な生命が……」
「痛ましいことです。こんなにも無垢なる生命に、滅びを伝えねばならないとは」
一人は二足歩行の蛸のような姿をしていた。もう一人はロボットだった。
滅びとは何かと私は尋ねた。散歩の途中でこれからシーサイドタウンの自宅へ戻るつもりだったが、もはやそんなことはどうでも良かった。
旅人たちは首を振り、あるいは肩をすくめた。
「我々は長く旅をしてきました。我々の宇宙を生きる同胞たちへ、広く知らせるべきだと考えたからです」
「宇宙は間もなく滅ぶ。熱的な死、ブラックホールの成長と蒸発、陽子崩壊、そしてビッグクランチがやってくる」
「あなたがたの時間感覚にして、えー……27分後。宇宙は一瞬にして収縮し、再び膨張へ転じるとビッグバンを迎え、新たな宇宙へと生まれ変わるのです。そこに我々、古い生命の居場所はありません」
旅人たちは悲しそうに私を哀れみ、しかしどこか達観した様子で宇宙の終焉を語った。
何を馬鹿なと突っぱねても良かったが、その時には疑いようもなく彼らの言う兆候が空へと現れていた。昼間にも関わらず暗い空に星たちがきらめき、その全てが爆発し砕けてゆく様がありありと見て取れた。
どうやら宇宙は終わるらしい。
「我々にとっても、この惑星が終焉の地となりそうだね」
「そうですね、次の惑星へ報せに向かう時の猶予はもはやありません」
「参考までに、尋ねてもいいかね? この惑星を、この土地を君たちは何と呼んでいるだろうか?」
私が答えると、旅人たちは何だか満足そうにうなずき、見つめ合った。
「チキュウのネコジマか。良い響きだね」
「ええ、そうですね。我々の最後にふさわしい、美しい惑星です。旅に出て良かった」
旅人たちは私に、最後の時を親しい者と迎えることを勧めた。彼らもそうするのだと。
宇宙は終わる。ならば、そうだ。私にふさわしい場所で、愛する者と終わりを待とう。
空を見上げて歩き出す。星々の崩壊は、ひどく美しいものとして私の目に映った。
網です。よろしくお願いします。
時の流れは自由。27分後に宇宙が終焉を迎える世界線を描きます。
宇宙は膨張を止め収縮へと転じ、ある一点を境に再び膨張を始め、連続する振動が永遠に続きますが、
全ての生命は滅びを生き残ることはできません。
宇宙の終焉を自覚している人もいれば、していない人もいます。
お店などは普通に営業しているようです。
☆最後に美味しい物食べよう。
☆最後は家族と一緒に過ごしたい。
☆死ぬ前にあのゲームだけはクリアしておきたい。
☆最後までこの状況を打破すべくあがき続ける。諦めない。
など。自由にアクションを書いてください。
特定のマスターさんが扱うキャラクターを除き、NPCも登場可能です。
また、Xイラストのキャラクターも描写することができます。
口調などのキャラクター設定は、アクションに記載してください。
Xキャラ図鑑に書き込まれている内容は、そのURLだけ書いてもらえれば大丈夫です。
ガイドのように、Xキャラが影響を受け、影響の無いPCさんを追い回す、といったアクションも可能です。
Xイラストのキャラクターを描写する場合、
PCとXキャラの2人あわせて「1人分」の描写なので、無関係の行動などはお控えください。
Xキャラだけで1人分の描写とすることも可能です。
その場合は、PCさん自身は描写がなく、Xキャラだけが描写されます。
Xキャラのみの描写をご希望である旨を、アクションにわかるようにご記入ください。
それでは、ご参加お待ちしています。