何だか身体が重い。熱を帯びている気がする。喉も痛いし咳が出るし、油断するとくしゃみと共に鼻水が糸を垂らす。
「風邪、引いちゃった……かも?」
万条 幸次は寒気に肩を震わせ、シーツにくるまり横になった。
程なくして眠りに落ちると、もふもふとあたたかい感触が全身を包みこむ。
「花遊? 心配してくれてるのかい。大丈夫だよ、少し寝れば良くなるから……あれっ、ブロケイド? それに、花見も来てくれたの? 梅、少しずつ懐いてくれてきたかな。嬉しいなぁ……」
夢の中で幸次は縁ある猫たちに囲まれて、風邪の辛さ重さも感じぬまま健やかで幸福なひと時を過ごした。
風邪が流行っているようである。あなたも肩に寒気を感じ咳をこぼしたかもしれない。あるいは親しい誰かが発熱にうめくのを優しく介抱するのかもしれない。
長引かぬよう、身体を温めつつ水分・栄養を十分に補給し、ゆっくりと睡眠を取るのがよろしい。
こんにちは。網です。
どうぞよろしくお願いします。
風邪を引いた日を描くお話です。
こちらのシナリオとは特に関係ありません。どなたもお気軽にどうぞ。
このシナリオは、卒業式の後のとある一日となります。
★風邪引いた! 病院行ってお薬もらおう。
★風邪薬飲んでゆっくり寝よう。でも辛い……。
★誰かに看病してもらったり。
★風邪引いた誰かを看病してあげたり。
★ナントカは風邪引かないんだぜ! 元気。
★NPCを看病してあげよう。
★NPCに看病してもらおう。
など、風邪にまつわるアクションなら何でもOK。
なお、この日はシックエアーが吹いています。
風に吹かれると、水をかぶったり、走りたくないのに走らされたり、寒い思いをしたり、
酷い目に遭いまくった末、最終的に風邪・怪我・花粉症・二日酔い・筋肉痛といった症状が出ます。
☆雨上がり、車が跳ね上げた水たまりの水をかぶり、花屋が店先に撒いた水をかぶり、
転んで川に落ち、土砂降りの雨に降られ風邪を引いた。
☆交差点で立ち往生してたおばあちゃんを背負ってあげた。
ここぞとばかりにこき使われ、あっちへ行ったりこっちへ行ったり。筋肉痛やばい。
☆キャンプに来たが周囲一帯が杉林。花粉やばい。くしゃみが止まらない。
翌日、見事に花粉症になった。
ドタバタな不幸を味わいたい方は、ぜひ風に吹かれてください。
特定のマスターさんが扱うキャラクターを除き、NPCも登場可能です。
また、Xイラストのキャラクターも描写することができます。
口調などのキャラクター設定は、アクションに記載してください。
Xキャラ図鑑に書き込まれている内容は、そのURLだけ書いてもらえれば大丈夫です。
ガイドのように、Xキャラが影響を受け、影響の無いPCさんを追い回す、といったアクションも可能です。
Xイラストのキャラクターを描写する場合、
PCとXキャラの2人あわせて「1人分」の描写なので、無関係の行動などはお控えください。
Xキャラだけで1人分の描写とすることも可能です。
その場合は、PCさん自身は描写がなく、Xキャラだけが描写されます。
Xキャラのみの描写をご希望である旨を、アクションにわかるようにご記入ください。
それでは、ご参加お待ちしています。