如月の夜を、紅白の花が彩っていた。
各所に設置された照明が、春に先駆けて咲き乱れる梅の花を照らしている。
旧市街の片隅にあるこの庭園では、見頃を迎えた梅を多くの人に楽しんでもらおうと、園内のライトアップイベントが行われていた。
幻想的な景色を楽しもうと、おひとり様から友人グループ、家族連れやカップルまで、色々な人たちが庭園を訪れている。
そして園内の梅林中央の小広場では、イベントにあわせてミニカフェも開催されていた。
「三色だんごとお茶のセット、お待たせしましたー!」
華やかな衣装を翻し、
ヴィーゼ・ベルンスタインはテーブルの間を軽やかに駆け回る。
時折の夜風に鮮やかな赤のセミロングがなびく様は、紅千鳥の花吹雪のようでもあった。
てきぱきと注文を運び終えると、ひと段落。漂う香気に誘われるように視線を向ければ、枝垂れの梅が風に揺れていた。
「それにしてもキレイね。交代の時間来たら、せっかくだしこのまま見ていこうかしら?」
ひとりごちたヴィーゼの耳に、「すみませーん」と店員を呼ぶ声が届く。
「は~い、只今お伺いしますね!」
二月の夜はまだ長い。
梅もカフェも、たっぷり楽しむことができるだろう。
ハローワールド、風雅です。
ヴィーゼ・ベルンスタインさん、ガイドへのご登場ありがとうございました。
ご参加いただく際には、ガイドに関わらず自由にアクションをかけてください。
梅は南部だと一月下旬頃から開花するそうで。
そんなわけで、二月の寝子島で梅の花と甘味を楽しむシナリオです。
概要
旧市街の片隅にある庭園で、紅千鳥、枝垂れ、八重野梅等々の梅の花たちが見事な花を咲かせました。
その景色を楽しんでもらおうと、ささやかなライトアップイベントが開催中です。
またライトアップにあわせて、庭園内の小広場にミニカフェも展開されています。時期的にバレンタインイベントも兼ねてということなのか、和菓子や梅スイーツ以外にもチョコ系メニューも豊富です。
梅を楽しむもよし、ミニカフェを楽しむもよし、両方楽しむもよしなイベントとなっています。
楽しむ側としてはもちろん、ミニカフェのスタッフとして参加して頂くのもオッケーです。
途中までスタッフ、後から一般参加なんてのもアリです、アリ!
<庭園内のスポット紹介>
・見晴台:梅林を見渡せます
・水琴窟:ひしゃくを使って、水滴の反響音を楽しめます
・八重橋:八重野梅の枝が頭上を覆うように組まれた木造の橋です
などなど
<ミニカフェおしながき>
・三色だんご
・みたらしだんご
・梅タルト
・チョコタルト
・チョコブラウニー
・梅ジャムソフトクリーム
・ほうじ茶ラテ
・梅ドリンク
・ホットチョコレート
・緑茶
などなど
※飲食物は小広場から持ち出しはできませんが、小広場自体が梅林の中にあるためしっかり梅が見えます。
NPCについて
登録済みのNPCなら、特定のマスターが扱うキャラクターを除き、基本的に誰でも登場可能です。
また、Xイラストのキャラクターも描写することができます。
口調などのキャラクター設定は、アクションに記載してください。
Xキャラ図鑑に書き込まれている内容は、そのURLだけ書いていただければ大丈夫です。
それでは、皆さんのご参加お待ちしております!